◇◆われらの内なる天皇とは
靖国参拝を直接批判「日中の障害」と中止要求、
という見出しの↓この記事。

Excite エキサイト : 国際ニュース

勝谷さんという方(この人の著作物はまだ読んだことがない)が、

>大日本帝国において頂点というのは上御一人をおいてない。
>胡錦濤は昭和天皇を独裁者というのか。

と、氏の日記に書いておられる。
この人は、天皇のことになると、どうもエキセントリックに筆が走る。
知人から勧められて、たまに氏の日記を読むのだが、
頭に血が昇って、脳の血管がパンパンの論調を展開する。
たまに、いいことも書いているので、惜しいなとつくづく思うのだ。

ここ数年、靖国のことになると、
冷静になれない人たちがずいぶん増えたものだ。
わたしが日本にいた頃は、こんなじゃなかったと思うが。

歴史は避けて通れないというのは事実。

日本人というのは歴史好きが多くて、
司馬遼太郎の作品など、実によく読まれている。
ところが、日本人ほど歴史感覚がない民族もない、と思う。

歴史感覚がないから、
昨日のことをきれいさっぱり水に流して、
新しい価値観をすぐ取り入れられる。
明治しかり、一億総懺悔しかり。

ところが、グローバリゼーションの時代になると、
日本人のこうした感覚はいささか問題を帯びてくる。

世界がみんなそれぞれの歴史をひきずっている。
日本人はもう少し、昨日の次は今日で、
今日の次は明日だということを、
そもそもこの世に極端な断絶などあり得ないんだ、
ということに思いを馳せるべきだろう。

中国とのイシュー(争点)の前に、
靖国をめぐる歴史とその背景について、
自分なりに考えてみることが大切なのではないか。

薩長の維新政府がつくった、
近代の天皇制というある種化け物に、
冷静に立ち向かう必要があると考える。

(天皇を化け物と言っているのではないから誤解しないように)

この化け物は、一度はアメリカに屈したが、
わたしの、あなたの内なる天皇について、
いま一度、考えてみるべきだろう。
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by leilan | 2004-11-23 20:46
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バッカスの神さまに愛されたい
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