◇◆俳句  老ひの冬田園まさに荒れんとす

老ひの冬田園まさに荒れんとす

風花や老優送る大バッハ

アフタヌーンディライト小春の鎖骨

早朝のヒルトンホテル咳の客

大鷲や朝の広がるデトロイト


いま、パソコンに向かっている前方にラナイ(テラス)があり、
その向こうにアラワイ運河とイオラニ・スクールがある。
イオラニは共学のプライベート・スクールで、
我々の時代ならば、さしずめ麻布と女子学院といったレベルかな。

日曜だというのに、マーチングバンドがグラウンドの芝の上を行進している。
その曲が、わたしの好きな「錨を上げて/アンカーズ・アウエイ」
まあ、アメリカ海軍の行進曲ではあるが。

うちの父方は代々海軍の系統で、戦死者も多い。
もうかれこれ十年前になるが、
90歳を過ぎていた大叔父(祖父の末弟)から頼まれごとをした。

これが「ガダルカナル」へ連れて行ってほしいと言うのダ。
「もう自分は先が長くない。倅の死んだところへ行って供養してやりたい」と。

当時、日本郵船にフロンティア・スピリット号という探検客船があって、
その船がニューギニアからガダルカナルに向かうという。
うちのオヤヂが、
「オレが行ければいいんだが、あいにくこの時期は仕事の手が離せないんだ」
母が、
「わたしも行くから、あなたも一緒に行って」
と言う。

大叔父の息子に当たる方は(わたしは写真でしか知らないんですが)
航空母艦「隼鷹」からガダルカナル島ルンガ泊に攻撃に向かい、
僚機と共に還らなかったという。

この時のことは、いずれきちんと書かなければと思っているが、
ガダルカナルのホニアラで、
浜の砂をすくって袋に詰めていた大叔父の姿。

ガダルカナル島攻防から満五十年の歳月が経っていた。
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by leilan | 2004-11-29 09:01
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バッカスの神さまに愛されたい
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