俳句  冴えかへる朝刊少子脅威論
ものの芽や万物の息ことごとく

冴えかへる朝刊少子脅威論

春ショールふと惑ひたる逢瀬かな


レヴィナス(哲学者)の本を読んだ。
100ページも読むと耐えられなくなって、
次の日に100ページ読むとまた耐えられなくなる。

5日間ほど苦労して、
よくわからなかったけど、気分よかった。

まあ、こんなことは哲学に限らず音楽や絵にはよくあることで、
現代詩なんかでもわかるかどうかは別。
ただ気分がいいというのがある。

娘っこの頃は、背伸びして難しい本を読みたがった。
読んでもさっぱりわからないのに読む。
一応つきあって100ページくらい読むと、
どうしようもなくわからなくなって放棄してしまう。

しばらくしてもう一度読むと、
100ページだったのが150ページくらいまでいける。
わからないことに対するこらえ性が強かった。

この頃の若い子で困ることのひとつは、
無理して格好よくしようというミエがないためでもあるが、
わからなくてもまあつき合おうとか、
そのうちわかるというものがない。
わからないものを受けつけない。

どうも勉強はわからないといけないと思いすぎている。

わからなくたっていいじゃないか。
要は頭の栄養になればいい。

レヴィナスの前に、
蓮實重彦の<凡庸なる芸術家の肖像>を読んだ。
蓮實はわかりながら読もうと思うよりノリで読む本だ。
早く読まないとダメ。
だから、仕事の手を休めて二日で読んだ。

「ほー、なるほどー」
という感じで、気分で読む。

わたしの俳句も駄作のオンパレードであるが、
それでも一ヶ月に一句くらい、自分でもピリッとくるものがある。
まあ、遊びをせむとや生まれけむ・・・で、
本人はこれでも真剣に遊んでいるのだが、
100にひとつくらいピッと響けばいい。
そのためにつなぎの99がいる。

なんにしても100パーセント主義はよくない。
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by leilan | 2005-02-06 19:27
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バッカスの神さまに愛されたい
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