『俳句』  父の日や夢をつないで父に逢ふ

♪からたちの花
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          父の日や夢をつないで父に逢ふ  麗蘭






「昔は和製ゲーリー・クーパーと言われたもんだ」

b0048657_2048567.jpgというのが、父のたった一つの自慢なので、
本日はおまけでゲーリー・クーパーをアップ。
父の日まで、まだ一週間ありますが、
明け方、父の夢を見ていたので、
そんなところを詠んでみた一句。
あの人がこのブログを見たら、
きっと、照れるな ^m^


中学2年の時、何気なく父の横顔を眺めていて、
「お父さんって、きれいな顔立ちだなぁ」
と思ったことがあった。
たぶん、その頃が私の思春期だったのだろう。

それまでは父という存在でしか見ていなかったものを、
一人の男として見つめる目が育ちつつあった。
それと同時に、父と二人きりになると、
妙に照れ臭く、何を話したらいいのか戸惑った。

突然降って沸いたようなモヤモヤとした感情を、
どうしたものかと、私は持て余していた。

ビールを飲む父の喉ぼとけを見てハッとしたり、
浴衣姿で夕刊を読んでいる父の襟足を美しいと思ったりした。

その一方で、
「れいちゃん、ナイターのチケットがあるから一緒に行くか?」
という父のせっかくの誘いを、
「うーん、期末試験が近いから、わたし、行きません」
なんて、ぎこちなく断るのだった。
つい、この前までは、
「キャー、行く行く!」
なんて、父に抱きついていたのに。

そうした息苦しい感情を、
国語の時間、作文に書いたら、
それが校内文集に載ってしまった。
たぶん、その作文を父は読んだであろう。

父への複雑な感情が、
やがて尊敬の念へと変っていったのは大学生の頃だった。

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by leilan | 2005-06-12 22:23 | 俳句
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バッカスの神さまに愛されたい
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