『俳句』  紫陽花のかたまって咲き皆さびし

♪通りゃんせ
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          紫陽花のかたまって咲き皆さびし  麗蘭





写生

b0048657_1885310.jpg俳句と絵画の写生は異質のものである。
言葉にするとやや判りづらいが、
俳句の写生とは、
詠む対象の形を正確になぞるのではなく、
その本質を写し取る作業なのだ。

しかし、そんなこと言ったって、
俳句をはじめたばかりの人には難しい。

最初は、見たものをそのまま写し取る、
これはこれで大切なことだ。
この作業をコツコツと積み重ねて行くことが、
何よりも本物の俳句への近道なのだと思う。

この作業は、俳句にとって一番重要な、
対象の本質を見抜く力をつけてくれる。


そして、一般的には嘘と言われることでも
対象の本質を浮き彫りにするための必然であれば、
それは嘘どころか、それこそが真実となりえるのだ。

  をさなくて昼寝の国の人となる

「昼寝の国」なんてこの世にないわけですが、
夏の昼下がり、幼な子の愛らしい寝姿が、
鮮やかに浮かび上がって来て、何ともほほえましい。

自分の見たもの、感じたことなどの実体験をベースとし、
その本質を引き出すためであれば、
そこに嘘があったとしても、それは写生なのである。

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by leilan | 2005-06-13 15:37 | 俳句
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