『俳句』  春ひさぐ人に霧過ぐチャイナタウン

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           春ひさぐ人に霧過ぐチャイナタウン  麗蘭





♪追いかけぇて (ドンドン)
追いかけぇて (ドンドン)
すがりつきたいのォ

風雅な猥談の時間です。



フランスのあげまんと言えば、
エディット・ピアフという女。

街の舗道で生まれて育った大変なアーティストだ。
歌を愛し、男を愛し、生きることを愛したシャンソン歌手。

b0048657_1133578.jpg自殺未遂は何回か、
麻薬中毒も何回か・・・とにかく、
ボロボロに使い果たして、
1963年、47歳の波瀾の生涯を閉じた。

普通の女の何倍も人生を生き、
世界中の人に名作名唱を残した、いい女だ。

彼女の男遍歴がすごい。

パリの氷雨の中、
河岸っぷちで歌っていたイヴ・モンタンを拾ってきて、
楽譜の読み方から歌の歌い方から全部教えてやるんだな。
気前のいい女だから、
とことん貢いで、育ててやるの。

いい台詞がある。

「イヴ、おまえのその腰を利用するのよ。
場末の街角を横切る雄猫のような腰をしている。
それを舞台の上で発揮しな」

こう言うんだ、ピアフねえちゃんが。

その後、アズナブールだなんだかんだと男を変えていって、
男はみんな彼女に育てられていく。

ところが彼女は媒体としての役割だけなんだな。

そこで、私は思ったのね。

ピアフは不感症だったんじゃないか。
今度こそは男に歓んでもらえるだろうか、
今度こそはとひたぶるに女心で・・・。

不感症は、男遍歴のひとつのパターンだけれど、
マリリン・モンローにもそれを感ずるときがある。

b0048657_11352751.jpg女としていちばん素直なあれを
男にしてやれなかった、
歓んでもらえなかった、
私は女じゃないんだというふうに。

ディマジオもアーサー・ミラーも、
彼女のことを駄目だ
と言っているものね。
マリリン・モンローにしてみれば、
プライドを傷つけられて
苦しんだんじゃないかしら。

不感症というのは、
セックスは厭じゃないけれど、

オルガスムスをつかみたくてジタバタする。
でも、駄目なの。

だからピアフは気の毒ですよ。
滅びていく一方でしょ。
でも、彼女は一言の恨みも述べていない。

その不感症と思しきピアフがあげまんだという、
絶対矛盾的自己同一。

ピアフは心やさしき不感症、
モンローはセクシーな不感症、というところか。
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by leilan | 2005-09-11 16:36 | 俳句
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