『俳句』  色鳥やともに生きたき人とをり

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            色鳥やともに生きたき人とをり  麗蘭





辺境の地のプアなホテルに泊まって、
深夜、トイレの水が流れる音、
あれぐらいノスタルジアと旅情を誘う音はない。

遠くで夜汽車がポーッといいながら
ガタゴト走っているのと似ている。

トイレを使うと、
後でチラと振り返りたくなる、
あの心理はなんだろう?

気持ちに残るものがあるのか?
あるいは、いとおしいのか?

さらの、そのチラと一瞥というので、
もう一つ引っかかる心理がある。

ホテルやコンドミニアムの廊下を歩いていて、
よその部屋のドアが空いていると、
べつに出歯亀の趣味はないのに、
ちらと覗きたくなる。
あの心理はなーんだ?

先だって、自宅の改装工事をしたとき、
玄関の扉を開けたまま大工さんと打ち合わせをしていた。
そのとき廊下を通りかかった女性が、
やっぱりチラと覗いた。

すると、その女性は、すみませんという調子で、
恥ずかしそうに顔を伏せて通っていった。
ハハア、これはエチケットをわきまえているなと思って、
その仕草にちょっと魅かれた。

年の頃といったら、35,6歳というところ。
いろいろ心得てきた年頃だ。
いっぱし世の中の酸いも甘いもかいくぐって、
第二段階をいま控えているところという感じですかね。

トイレに話を戻すと、
あれはやっぱり、UNKOが呼ぶのだろうか。
「ちょっとお姐さん、そのまま帰っていいの?」とね。

スペイン語で別れの言葉はアディオスだけど、
少しあらたまると、
「バイヤ・コン・ディオス」というのがある。

神とともに行け、という意味なんだけど、
今日からUNKOしたあと、
「バイヤ・コン・ディオス」と言って流すことにする!
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by leilan | 2005-09-13 07:01 | 俳句
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