秋燈や地図の折り目にテープ貼る 麗蘭
行くかどうかは別として、将来嫁に行ったら必ず持って行くであろう、 と言うか、残念ながらこの先、一生ひとりだとしても、使い続けると断言してもよい物がいくつかある。それは、こつこつ集めてる鍋やフライパン類。 その中でも一番使ってるコイツは最高に良い仕事をしてくれる。
アメリカのダッチオーブンメーカー「
LODGE社」の10・1/4スキレット。
(このサイズが一番おすすめ)
もうこれなしでは何も作れません、私。
スキレットというのは鉄製のフライパンで、厚さが5mmと極圧なため、
熱を逃がさずじっくりと調理してくれる素晴らしいフライパンのことだ。
しかも、専用のピッタリ閉じる蓋もあるから、
圧力鍋や無水鍋的な使い方も出来る。
(とはいえ、早く調理したいなら圧力鍋にはかないません。
それだけ熱量がすごいと言うことですね。)
特にいいなぁ~、って思うのは、ハンバーグみたいなもんを作るとき。
普通のフライパンだったら絶対にうまく焼けない、
表面真っ黒、中真っ赤というのが、
これならしっかりジューシーに焼ける。
それからタマネギを飴色になるまで炒めるとき。
はじめに強火でフライパンをよく温めて、
それから弱火にして炒めるととてもよく炒められる。
鉄は熱伝導が悪いため熱くなるには時間がかかるが、冷めにくい。
弱火で焦がさずにじっくりと炒められるんだな。
ばあちゃんになって、
このフライパンが重くてもてなくなるまで使い続けます♪
続いて登場は、無印良品の土鍋おこげ。5000円也。これ、実はもう三代目なんです。使いすぎ? うちにはもっと高級な38000円ぐらいする有名な土鍋もありますけど、5000円でも十分おいしい。大差感じません。それに、高いやつだと怖くてがんがん使えない。消耗品で良いと思います土鍋は。それに無印のってシンプルなデザインでかっこいいんですよ。北欧のデザインみたい。
土鍋でご飯を炊くようになってから、ごはんがますます好きになった。
それに土鍋で炊くと、変な話、安いお米でもおいしく食べられるんですよ。
精米して古くなったお米なんて、
炊飯器で炊いたりしたらまずくてどうしようもないんですけど、
土鍋だと味がごまかせるんですね。
ちょっとしたテクニックである程度の味まで持って行けます。
日本だとブランド米とかいって、魚沼産コシヒカリとか、
やたらと高くて手が出ないやつが沢山ありますけど、
こちらでは、もっぱらカリフォルニア米。
安いですよ。
日本のコシヒカリも売っていますが、
目ん玉飛び出るくらいエクスペンセィヴ!
カリフォルニア米でも、、
土鍋できちんと炊いたお米はとってもおいしいの。
確かに手間はかかりますけどそれだけの価値がある。
お米って精米したら早く食べなくてはいけないのよね。
精米した時点からどんどん酸化していくので味が落ちる。
本当は家庭用精米器を買いたい!
4分ぐらいで精米出来るらしいんだな。
最近のは優れものも出ていて、
体によい五分つき、7分つきなんかにも出来るんですって。
20000円ぐらいでタイガーから出ていたのでいずれ買おうかなぁ、
って考え中。
先ず、丁寧に米をとぐ。
このときのはじめの水に、おいしい水を使うと、
米が吸収しておいしいご飯になる。
というのもお米は乾燥しているので、はじめにお水を入れた瞬間、
一気にその水を吸収し始め。
研ぐとき、はじめの2~3回はすぐに水を捨てること。
そうしないと、ぬか臭くなる。
■最低でも30分吸水 15分水切り
■炊き時間20分 5分蒸らし
炊いたら余熱でどんどん堅くなるのですぐにおひつに移す。
檜のおひつがないので、セラミックのおひつへ。
こうして炊いたご飯はおかずがいらないぐらいおいしい!
きっと、お米を見直すと思います。
底についたお焦げもおせんべいみたいでおいしいし。
あたたかい気持ちになれますよ。
ちなみに裏技ですが、
古くなっておいしくない米には色々と工夫をするとまあまあにはなる。
色々やり方があって炊くときに入れるのだが、
■日本酒をいれる or 蜂蜜をいれる(お米が甘くなる)
■オリーブ油 or 無塩バターを入れる
(ご飯につやがでる。入れるって言ってもほんのちょっとです。)
■おいしいお水で炊く
この裏技は炊飯器でも有効。
「発芽玄米」や「十穀」も一緒に炊いたりしてます。
これ、食べつけるとクセになるのね。