『秀句鑑賞』  冬蜂の死にどころなく歩きけり
 
 冬蜂の死にどころなく歩きけり  村上鬼城


     
「死」という語が出ているが、
まだ「死」に至ったわけではない。
それどころか必死に「生」をかかえて生きているのだ。

冬蜂はそのまま鬼城自身なのだろう。
そしてさらに言えば、鬼城はまたそのまま私たちでもあるのだ。

(冬蜂・冬)
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by leilan | 2005-11-09 20:33 | 秀句鑑賞
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