『秀句鑑賞』  記憶みな乳の香まとふ雪蛍
 
 記憶みな乳の香まとふ雪蛍  広瀬町子


いちばんあざやかなのが赤ん坊の頃。
大きくなるにつれて、
子供は自分で大きくなったように、
母親の記憶を踏みにじっていく。

親離れはそういうことだとわかっているが、
はじめて乳呑み児をつれ一泊の旅をした初冬のあの頃がなつかしい。

雪蛍(綿虫)をおそわったのもそのときだった。

工面して、かつかつやっていたのに、
あれからよく家族で出歩いた。

(雪蛍・冬)
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by leilan | 2005-11-14 20:23 | 秀句鑑賞
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