『秀句鑑賞』  かりに着る女の羽織玉子酒
 
 かりに着る女の羽織玉子酒  高浜虚子



虚子もなかなかやるじゃん(笑)

玉子酒というからには、少し風邪気味なのだろう。
虚子のことだから、きっと家人か娘が作った玉子酒に違いない。

ちょっと寒気がしたので、
そこらにあった女物の羽織を引っかけてみた。
咳の一つもしたのだろうか。

あるいは、ひょっとして、妾宅? 
かいがいしく玉子酒を作る女の羽織なのか。

どちらにしても、なかなかエロティック。
風邪をひいて玉子酒を飲む、という日常的な行為が、
「女の羽織」でとたんにドラマになった。

さすがに、虚子はうまい。

(玉子酒・冬)
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by leilan | 2005-11-22 21:33 | 秀句鑑賞
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