『俳句』  蜜柑一つあにいもうとのやうに食む

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          蜜柑一つあにいもうとのやうに食む  麗蘭





しんいちろうさんからイメージ・バトンが回って来た。

この手のものは信条として引き受けることにしている。
ほかならぬ、しんさんからの依頼でもある。

しかし、どう考えても『角川春樹』で連想して、
書きたいことが無い。

春樹が俳句をはじめ、
句集を出したまではよかったが、
その句集に対する批評を行った人に対し、
名誉毀損で裁判を起こしたことがあった。

この一件で春樹に対する興味を失った。

春樹の俳句は目立ちたがりの俳句である。
それを否定はしないが、
度を超すと句にけれん味(はったり・ごまかし)が出てしまう。

ということで、
しんさん、ご勘弁のほどを。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


政府の高官や政治家が売国奴になったり、
外国のスパイの手先になりさがる動機はなかなか面白い。

イデオロギーや信念によるという高尚なものもあれば、
自分を冷遇した組織や国家への復讐という人間くさいものもある。

その一方で、カネや贅沢な生活にあこがれて、
なんて卑しい動機も少なくはなかった。

しかし、もっともありふれた転落の始まりは──

『世界を騒がせたスパイたち(上・下)』N・ブランデル、R・ボア著には、
ずばり「セックス」という独立した一章がある。

堅物の役人に、好みのタイプの若い女が、
「どうぞあなたの好きにして・・・」
と耳元で囁く。

変態の政治家には、
倒錯プレイを提供してくれる夢のような美女が現れる。

秘密のホモ趣味に悩む公安担当者のアパートに、
アドニスのような少年が保護を求めて飛び込んでくる。

なんとツイていることよ、
と幸運を神に感謝した数日後、謎の訪問者がやってくる。

大型のマニラ封筒を差し出され、
なかをあらためると、
顔がはっきり写った、人にはとても見せることができない証拠写真。

謎の訪問者は告げる。

じつはちょっとしたアルバイトをお願いしたい。
なに、あなたのデスクに回ってくる政府部内の書類を、
ちょっとコピーしてくれればいいんです。
まさか嫌とは仰らないと存じます・・・。

スパイという稼業は売春とともに、
人類最古の稼業だという。

いまもどこかで同じことは行なわれているだろう。

しかし、この手がきかなかった大物政治家もいた。

日本の政治家や役人も、
某国の罠に落ちたときはぜひこの手で対応していただきたい。

この大物、モスクワを訪ねたときにソビエト側の罠にかかり、
ホテルのスイートに送り込まれた数人の美女との交歓シーンを、
フィルムに撮られてしまったというのですね。

しかし、KGBがこのフィルムを見せて脅しにかかろうとしたら、
驚いたことにこの人物、
国に持ち帰ってみんなに見せたいから、
ぜひフィルムのコピーをくれと言い出した。そして、

「わが国民はきっと私を誇りに思うだろう」

と付け加えたのだそうであります。
さすがのKGBも、こいつのスパイ採用はあきらめたとか。


誰あろう、インドネシア初代大統領スカルノ閣下であったそうな。


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by leilan | 2005-12-12 19:27 | 俳句
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