『秀句鑑賞』
  
 柔かき海の半球クリスマス  三橋敏雄


よく「俳句は自然を詠むものだ」というが、
街に流れるクリスマスソングを聴いて歳末を実感し、
テレビで『行く年来る年』を見て正月を実感する現代の日本人に、
大自然もへったくれもあったもんじゃない。

クリスマスソングや『行く年来る年』が、
わたしたちの体感する「自然」になっているのだろう。

というわけで、キリスト教と無縁な人々にとっては、
街角に並ぶケーキ売りを見て「クリスマス・イブ」を感じる日本。
今年は土曜日だから、街には主に男女のペアがあふれるのだろう。

目を転じてみると、地球規模でもクリスマスは祝祭日。

常に光と闇が半分ずつ存在するこの星。
聖なるものと俗なるものは常に表裏一体だ。

そのことを考えるのにいかにもふさわしい日なのかもしれない。

(クリスマス・冬)
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by leilan | 2005-12-23 18:13 | 秀句鑑賞
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バッカスの神さまに愛されたい
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