『俳句』  Stay Foolish!  

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    大子規の頭の前に悴(かじか)めり


    燗酒や舌ゆきたがる抜歯痕


    月島発もんじゃ風味のコートかな


    石段に冬日ぱいなつぷるちよこれいと


    貧乏ゆすり隔世遺伝する湯ざめ


    むかうから父が来さうな冬木立


    雪だるま迎ふる佐々木理髪店


    なべ焼の横に乱歩の丸眼鏡


    山茶花の陰からぬっと雨男


    腹立ちのほどけてきたる根深汁



■俳句について


俳句は世の片隅に密かに、慎ましく生き続けるもの(飯田龍太)

手垢のついた言葉は使わない(後藤綾子)

俳句は子供にも作れて易しいが、大人にも作れて難しい(曽我弧泉)

作句は言葉の引算、鑑賞は言葉の足算(曽我弧泉)

人間に対する思いを失っては、見事な俳句は生まれない(飯田龍太)

俳句は命をいとおしむもの(飯田龍太)

一度きりの人生を、一行きりの俳句に賭ける(曽我弧泉)

俳句は平凡な風景を、あらためて感じるところに、特色がある(飯田龍太)

名人はあやふき所に遊ぶ(芭蕉)

余韻は生命(虚子)

俳句は殊に情のねばりを嫌うべし(乙字)

すべて滑稽はあわれであり、さびでありしおりでなければならない(寺田寅彦)

俳句は省略、こね回してはいかん。平明で一個所決まっておればよい(阿波野青畝)

因と過程は詠むな(藤田湘子)

「さびしさや」と感じたところは「しづけさや」と表現する(上田五千石)

この世を憂き世ではなく、浮き世として詠んで行きたい(森澄雄)

人生五十年も八十年も、同じように一瞬である。
要は取り返すことの出来ないこの時間を生きているということである。
今を大事にし、今に永遠を掴み、無限を詠むことである(森澄雄)

作句は、われが、唯今、眼前にしたものを詠め(上田五千石)

俳句は意味ではない(奥坂まや)

深く見てさらりと表現したい(倉田紘文)

実に即して虚を求める(林田紀音夫)

季語に語らせる(老川敏彦)

俳句の本質はリズム、沈黙の表現、外におさえて内の虚空にひびかせる。(平井照敏)

俳句は謙虚の詩(後藤比奈夫)     

削るのは良いが、付け加えるな(後藤夜半)

何もしていない時がいちばん充実している。
何かをしている時間より何もしていない時間が大切なんだ。
そのなんでもない時間が俳句を生む(森澄雄)    

いい句は狙った的のもう一つ奥に思いがけなく命中している句だ(高柳重信)    

他人の句を味わわないで、どうして自分のいい句が出来るか(森澄雄)

俳句は瞬間の永遠化(鷹羽狩行)

自分自身の身を軽やかにしろ(藤田湘子)

遥かなものへ繋がるために、俳句を詠む(正木ゆう子)

芸に遊ぶは至境なり(孔子)



【追記】

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素楽さん、ありがとうございました。
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by leilan | 2006-01-10 10:51 | 俳句
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