『秀句鑑賞』

 あんぱんのあんを見て食ふ二月かな  阿部青鞋 


あんぱんをひとつ買った。
それを二つに割って、中のあんを確かめてから、
やをら口にほうりこんだ。

まだ寒い二月のこと。
舌にとろける甘みは、
なんとも言いようなく幸せに思える。

「あんぱん」と置き、続けて「あん」と重ねたところも面白い。

真ん中にへそのあるところが、
何とも郷愁があって、かつ日本的な感じがする。

(二月・春)
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by leilan | 2006-02-01 10:38 | 秀句鑑賞
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