今週、久々に「ドル・円」に動きが出て来た。
今日のドルは107円台。
一時的に106円台もあって、△保合を抜けたら下かと思わせる動きだ。
保合が続けば続くほど、抜けた後の動きは大きい。
市場の流動性付与の程度、資本主義の最後の砦、
資本を置いて一番安心できる国・・などなど、
アメリカのメリットを比較考量しても、
ドルはやや高いような気がする。
「だからといってユーロが買えるか?」
という見方からユーロ・ドルはもちあって来た。
ヨーロッパの経済は弱い。
「だからといって日本を買えるか?」
というイメージも市場にはある。
だから、ドルは110円前後で安定して来た。
しかし、久しぶりに動きが出て来たこともあって、
下方硬直性の存在は認めながらも、
日本の通貨当局が先行を安心できない季節が再びめぐって来た、
そんな市場の雰囲気である。
一気に行かないかもしれない。
しかし、26日(火)大きく抜けるような臭いがする。
この予想、はたして当るか、当らぬか?