2004年 12月 28日 ( 1 )

俳句  日向ぼこ猫ねんねんのねんころり

日向ぼこ猫ねんねんのねんころり

うつくしく屈みて木の葉拾ひけり

大年や独りのための米を研ぐ


「tsunami」は「津波」のことで日本語であるが、
英語圏、ことにアメリカ西海岸やハワイでは、
「tidal wave(高波)」より「tsunami」の方がよく使われる。
「トュゥナァミ」なんて、ちょっとお子ちゃま発音みたくなる。

ハワイ州では、毎月1日の午前11時45分、
まるで空襲警報のようなサイレンが鳴る。
これは、Civil Defense の訓練で、
一つには、長い間警報機を使わずにいて、
いざというとき機械が故障して作動しないと大変。
さらには、市民に警報のサイレンを広く認知してもらう
意味もあるらしい。

このサイレンは津波あるは他の自然災害、
他国が攻めて来たとき(真珠湾の教訓)
鳴らされるそうである。

もし、このサイレンが鳴ったら、
市民はまずラジオをつけるように周知徹底されている。

ラジオと言えば、
9,11はハワイ時間の午前3時ちょっと前に起こった。
わたしは霊感女なので、
建物が大爆発する夢を見た。
あまりにも、夢見がわるいので、
目が覚めてしまい、
キッチンでミネラル・ウォーターを一口飲んだ。
その後すぐ、TVをつけたら、あの映像だった。
TVの音声をしぼって、ラジオをつけておいたら、
午前5時頃、ハワイ州知事のジョン・カエタノの肉声が流れた。

ハワイ州民のみなさん、
島の沿岸に州兵を配置しましたので、安心してください。
ただし、政府ならびに軍の施設は危険ですから、
そばに行かないでください。
また、ショッピングセンターなど人がたくさん集まる場所も危険です。
なるべく自宅にいて、ニュースを見ていてください。
外には出ないようにしてください。

この対応のすばやさには感心させられたが、
あの日は、まるで戒厳令のような一日だった。

この話は続く(ちょっと野暮用が入りましたので出かけます)

ようやく戻って、再開。

ハワイというところは、表の顔は「南国の楽園」だが、
裏の顔は「米軍の要所」である。
とにかく、軍事施設とそこで働く人の数は州民の何割を占めるのだろうか。
石を投げれば、軍関係者とその家族に当たる、という感じだ。

いつか、極東ブログのコメント欄にどなたかが、
西海岸が米軍の表玄関みたいなことを寄せていらして、
ハワイなんかすぐやられます、みたいなご意見だったが、
現実をご存知ないんだな、と思った。

ハワイは観光で成り立っているのは事実だが、
軍に落ちる金も膨大で、ハワイ経済を大きく支えているのである。

ゆえに、9,11のときの緊張というのは並々ならぬものがあった。
うちの近所にも軍関係の建物が数箇所あるので、
そっとチェックしに行ったら(笑)
迷彩服の兵士たちが自動小銃を片手に、
施設の周囲を固めていた。
もの凄い数の兵士だった。

わたしは遠目に眺めていただけなのに、
兵士がずんずんやってきて、
「出ていけ!」
と、怒鳴られた。
「出ていってください」
ではないのだ。
「出ていけ!」
なのである。
兵士の目も言葉も、有事のときの軍人のそれであった。

あれ以来、いつ何が起こっても困らないように、
大事なものは全てバックパックに入れて、仕舞ってある。
何かあれば、それを背に、逃げるつもりだ。
もっと大事なものは貸金庫に預けてある。

日本総領事館にも在留届を出してあるので、
緊急のときは、日本の家族に連絡がいくようになっている。
ところが、この在留届を出していない日本人がかなりいるらしい。
ハワイの友よ、在留届は出しておいた方がいいよ。

ハワイというところは、何が起こるかわからない島でもあるのだから。
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by leilan | 2004-12-28 12:25


バッカスの神さまに愛されたい
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