2006年 01月 31日 ( 2 )

『俳句』  浮寝鳥    

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    焦げくさくなるまでひとり日向ぼこ


    冬の雨きりんの長き首つたふ


    ウォールストリートジャーナル三面からの浮寝鳥


    いと小さき風を捉へて冬の草


    大桟橋出船入船春隣


    浅き春モナリザ何処も見てをらず


    海鼠腸に箸をよごして酒一合


    病む人を笑わせにゆく四温かな


    冬ぬくしひとり喋ってゐるインコ


    冬終る美容体操して痩せず



■へそ曲り投資法

今、世界の市場はどう見ても「流動性過多」だと思う。

中国の貯蓄率は35%にも達するという。
たぶん、社会保障がないためなのだろう。
それが中国の巨大な対外収支黒字・外貨準備を生む一因になっている。

こなたアラブ産油国には使い切れないほどの資金が集まっている。

そして、過去貯蓄に回った日本の資金は、明らかに動き始めている。
加えて、短期と同じように長期の金利も低い。

資金は集まり、そして散る。
集まるところで相場は上がり、
それが一段落すると急落するという展開。

今年はそれがあちこちの市場で繰り返されると思う。
流動性の高い状況が続くからだ。

その中でも、下げはきつくなる。
下げの方が恐怖が主導する市場になるからだ。
上げには理が伴うが、下げには恐怖が伴う。

昨年からの市場を見ていると、下げのペースが方がはるかに早い。
相場の上げ流れの最後に参加する人にとっては厳しい状況が続く。

どうすればいいかはもう明確だ。
騒がれ始めた市場には、目もくれないこと。

今年の株式運用の成功の秘訣は、アクシデントで落ちた所を拾う。
それ以外は無理せずにオプションなどでお茶を濁す。

今年はへそ曲がりでいこう、ということでおやぢさんと合意。
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by leilan | 2006-01-31 18:31 | 俳句

『秀句鑑賞』

 水仙や束ねし花のそむきあひ  中村汀女


日だまりの中、水仙がかたまって咲いている。

よくよく見ると不思議な花で、
茎がくいっと折れ曲がって横向きに咲いている。

切り花としても見かけるが、
それを束ねて持ったらたがいにそむきあったという、それだけの句。

だが、そのことを発見して、言葉で表現したところに詩が生まれたのだ。

「なんだ、それだけのことか」と思わせる自然な句が、
実は一番すごいのではないか、と思う。

普段、何気なく見過ごしているあらゆる瞬間に詩があるのだとしたら、とても楽しい。

(水仙・冬)
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by leilan | 2006-01-31 17:49 | 秀句鑑賞


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