カテゴリ:俳句( 213 )

『俳句』  人の世を猫背で生きて柚子湯かな

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          人の世を猫背で生きて柚子湯かな  麗蘭




年忘れスペシャルとして、
しりとり川柳を企画しました。

このブログのトップに貼り付けておきます。

ほんの思いつきですが、
きっかけは、六尺さんのコメントにあった、

  ヘイジュード 寝技決まりし ブラジリアン

ですね(笑)

俳句のときは、やたら緊張しまくらちよこの六尺さん。
どーでもいい時は、恐るべき実力を発揮されるんですよ、あの方は(笑)

かくいう私も、言葉遊びが好きですので、
全員参加型の場をつくろうと思います。

日頃、コメントされない方もどうぞ!

川柳のプロが見たら、@@でしょうが、
そんなことは気にせず、楽しくいきましょう!



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by leilan | 2005-12-18 07:16 | 俳句

『俳句』  おみな等のM字開脚日向ぼこ

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            おみな等のM字開脚日向ぼこ  麗蘭





「GDP成長20年半減の法則」というのがある。

(1)1956~1973年までの実質GDPは+9.2%
   今の中国に匹敵するような成長を日本が味わったのがこの頃だ。
   「鉄は国家なり」で鉄鋼産業が今の中国やインドのような存在だった。

(2)1975~1991年までは同+4.2%

このひそみにならえば、

(3)1992~2011年は同+2.1%が予想される。
   平均的なGDP成長である。


昨夜、日本語放送のラジオを聴いていたら、
夕方のTBS番組が街の声をひろっていた。
二人のタクシーの運転手が「景気は昨年並み」と答えていた。

要は、日本人は2%成長の中で生活しているわけだ。
「戦後3番目の好景気」だと言われても実感が伴わないのは、
昨日の100円が102円になる程度の心理的効果だからだろう。

誰がいちばん好景気の享受者かということである。
バブル期などは、
「会社から割り当てられた「交際費」を1カ月で使い切れなかった」
「1回のボーナスで高級車が1台買えた」
「企業は税金を多く払うなら、社員の厚生寮を作ろう」 
ということになり、保養地は建設ブームとなった。

しかし、バブル崩壊後は、
「社員寮売ります」の看板があちこちで見られるようになった。
このころ苦杯をなめたのが企業と株主で、
企業はPOEを低下させて、社員の給与は減額しなかった。

今はどうだろう?
社員のリストラは峠を越したとはいえ、心理的圧迫は強い。
ボーナスや給料が右肩上がりの時代ではなくなった。
その反面、企業業績は好転し、
今まで忘れられていた、「株主」にも増配という形で、
過去に辛抱願った分を補い始めた。

消費者の味方100円ショップが登場しても、
「好景気」という実感がサラリーマンや年金生活者に湧いてこない。
確かに、消費者物価は安くなったのだが、
ボーナスが2倍になった!というような「感動的な出来事」が無いわけで、
「本当に好景気なの?」ということになってしまう。

しかし、海外の機関投資家筋が日本経済を見ると、
「ドン底を這っていた経済が良くなっているよ」という解釈になり、
外国人は日本株を買うわけだ。
この原油高でオイルダラーが市場になだれこんでいる。

最近、「ここで買って良いのだろうか?」
という電話が日本の友人たちからかかってくる。

どうも主婦の間でインターネットのデイトレードが流行っているらしい。
仕事をもっている友人たちにはそんな時間がないので、
電話がかかってくるのはもっぱら専業主婦の友人からだ。

みんな昔っからの仲良しなんだけど、
専業主婦の友人たちは、所詮はただの主婦で(ゴメン!)
真剣に相場について学ぼうという心掛けはない。
単に値動きを追って一喜一憂しているだけだ。

いくら仲良しのお友達でも、
こっちの予想が外れたとき、
いちばん諦めの悪いのはこういう人たちなので、
この手の電話からはさっさと逃げなければならない。
ちゃんと勉強してね、デイトレ主婦。

投資に関しては、「今」が大事なのであって、
過去に儲けたとか、損をしたというのは、
できるだけ忘れることである。

「相場は運動会の棒倒し」と同じ。
途中で弱気を起こして、
中途半端なところで空売りに転じるから、
買いでの儲けも無くなってしまうわけだ。
棒の先に登って、棒が倒れ始めたら、
今度は徹底的に売るのが成功のコツだ。

しかし、主婦の彼女たちにそんな胆力はないし、
所詮はお小遣いの範囲で愉しむべきだ。
せいぜい火傷しないようにして欲しいよ(心配してる!)

ここのところ、一気に円高が加速した。
原因をあれこれ分析するのがエコノミストは好きだが、
これはもう単純だ。
あまりに円安が行き過ぎたんですよ。

それに、欧米の為替ディーラーもクリスマスは休みたい。
そういうときは、円を買っておくというわけだ。

今回のボーナスで外貨の先物取引をはじめた人、
けっこういるんじゃないだろうか。
だとしたら、この円高でどっと損しているはずだ。
ここはひとつ損切り覚悟でポジションを手仕舞うべきだろう。
その方が火傷が少ない。

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by leilan | 2005-12-16 17:04 | 俳句

『俳句』  蒲団からミッシェル・フーコー禿頭

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            蒲団からミッシェル・フーコー禿頭  麗蘭

           




【日経コラムから】 

    扶桑レクセル代表 安倍徹夫

 高校三年になった昭和三十七年の春、
 札幌から東京の高校へ転校した。
 単身上京して見つけたのは高田馬場の三畳で
 家賃二千円のボロアパート。
 住人の大半が早稲田の学生か予備校生だった。
 大家さんや商店街の人たちに親切にしてもらい、
 故郷を離れ、右も左も分からない高校生には、
 人の優しさが骨身にしみた。

 隣の部屋には佐藤嘉彦さんという大阪出身の予備校生がいた。
 毎日深夜まで勉強する努力家で、模擬テストはいつも上位。
 共同トイレの壁に歴史の年表などを貼り、
 トイレの中からも大阪訛の読誦が聞こえ皆の人気者だった。

 心の温かい人で、夏休みに帰省するとき、
 上野駅まで見送りに来て餞別をくれた。
 紙袋の中は十円玉などの小銭で五百円ほど入っていた。
 それが有り金のほとんどだった。

 佐藤さんの夢は「早稲田で演劇を学び、役者になる」ことだった。
 だが不況の時で、年の暮れにお父さんが家業を継ぐよう説得に来た。
 その夜、受験を断念した彼が号泣する声が薄い壁を通して聞こえた。

 二年後、佐藤さんは再び上京、林家三平師匠に弟子入りした。

 その後、林家パー子さんという素敵な女性と結婚し、
 今は林家ペーという芸名でテレビで活躍している。
 先日電話があり、年末に四十一年ぶりの再会を約束した。



昨年だったか、
ハレクラニホテルで日経を読んでいたら、
コラムに林家ペーのエピソードが載っていて、
これが実にイイ話なので、そこのところだけ貰って来た。

そのコラムのことはすっかり忘れていたが、
今夜、探し物をしていたら、記事がひょっこり出て来て、
読んでみたら、やっぱりイイ話だった。

有名人の誕生日を憶えてるの、あれはスゴイよ!
パー子と意味もなく写真撮るのもファニー
イグ・ノーベル賞候補、ダメ?
メモリー賞とか新設して。

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by leilan | 2005-12-15 22:26 | 俳句

『俳句』  三十三才妹ふまじめ姉まじめ

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             三十三才妹ふまじめ姉まじめ  麗蘭






群ようこ「違和感のひび」読む。

らくで肌にやさしい下着に限ると、
もっぱらスポーツ・ブラを愛用していた群さんが、
さすがに何年も使った一枚がだめになったので、
十年ぶりくらいに「ちゃんとした」ブラジャーを通販で買った。


  届いたブラジャーを試しにつけてみた私は、我が目を疑った。

  「どこをどうすればこんなに」
  といいたくなるほど、胸が大きく上がっていたからである。

  ふだんは腹がDカップで胸はBカップなのに、
  立場は見事逆転している。
  あまりの変わり様にうろたえるばかりである。

  「ただつけるだけで、あのやる気のないゆるんだ乳が、
  こんなに張り切った状態に」

  世の中の進歩に驚嘆した。


もっとも、ご本人には違和感ありありで、


  「こんなうそ乳では、外を歩けない」
  と気分が落ちこんできた。


ふっふっふ、数年前に帰国したとき、
デパートでブラジャー買って、
おんなじことを思ったのよ~

私は「詰め物ブラジャー」と呼んでる。
アメリカ製にはないものよね。
純正日本のうそ乳!

でも、あれは慣れると快感になるのよ~

今じゃ、みんな、
私のことをボインだと思ってるけど、
ほんたうは御期待に添えないの。

悪いわね。




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俳句ナンバー1

苦しくたって悲しくたって
俳句があるから平気なの
歳時記めくれば胸がはずむわ
平凡 駄句 類句あり 
五七 五七 俳句!

だけど涙がでちゃう ヘタクソなんだもん

夢と涙の染みた歳時記
いつか句集つくってみたいわ
俳句 俳句 ナンバー1
俳句 俳句 ナンバー1

苦しくたって悲しくたって
ブログの仲間がいるんだもん
みんなの俳句に胸がはずむわ
季重なり 無季 字足らず 
五七 五七 俳句!

だけど涙がでちゃう 私よりうまいんだもん

俳句 俳句 ナンバー1
俳句 俳句 ナンバー1

【付録】

苦しくったって 貧しくったって
競馬があるから平気なの
オッズが上がると胸がはずむわ
枠連勝負 馬連
1・2・3・4 総流し

だけど涙が出ちゃう 一着三着なんだもん

単勝も馬連も100円勝負で
万馬券ねらい 賭けていたい

万馬券 万馬券 ナンバー1
万馬券 万馬券 ナンバー1
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by leilan | 2005-12-14 21:12 | 俳句

『俳句』  海鼠握れば疣(いぼ)しゅしゅと鳴きたるよ

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           海鼠握れば疣しゅしゅと鳴きたるよ  麗蘭






書こうかどうか迷ったけれど、
やっぱり書くことにした。(多少、鼻息の荒いのは勘弁ね^^)

今世間を騒がしている、
みずほ証券のジェイコム株誤発注の問題。
これが、どうにも腑に落ちない。

みずほ証券は、10分ほどの間に最低でも400億円の損失。

400億円の損をする人間がいるということは、
得をする人間もいるわけで、
新聞によれば、濡れ手に粟で儲けたのが外資系証券会社。

その内訳は、
USBが、263.43%
モルガン・スタンレーが、31.19%、
日興コーディアルが、23.83%
リーマン・ブラザーズが、21.72%、
クレディ・スイスが、19.92%

ことにUSB証券は、たった10分で120億円も儲けたんか?

しかし、短時間のうちに、
これだけ取得できた人達というのは、
あらかじめ事が起こるのを知っていたのではないか。

スタートのピストルが鳴ることを知っていて走り出した人と、
それを知らず、鳴ってから慌てて飛び出した人の差が、
これだけ大きなものになったんじゃないのだろうか。

こう勘ぐる私は、うがちすぎでしょうか。

証券会社や投資家の数はもう星の数ほどある。
その中でことにUSBが敏感に反応できた。
なんか変じゃないのか。
プロ同士の争いなのに差がつきすぎ。

実際、60万円を1万円と打ち込むと、
コンピュータ上に警告が出るわけで、
それを無視して発注するというのは、
ケアレスミスと言えるのだろうか。 

舞台裏で、その担当者と密談して、
あとで謝礼としてそれなりの金額を用意するなどの約束で、
わざとそういう発注をさせることは可能なのではないか。

通常の人間心理だと不可能でも、
たとえばその担当者が巨額の負債を抱えているなどの諸事情があり、
それに付け込めば、案外簡単にできてしまうだろうに。

外資の博打うちの中には、
年収数億なんていうのはザラで、
「包丁一本、さらしに巻いて~」じゃないけど、
こうした世界を渡り歩く奴等が多い。

抜け目ないと言えば聞こえはいいが、
こすっからい、イヤ~な奴等だよ。
何人か思い浮かぶ顔があるけれど、
あいつらなら、こんなこと平気でやる。

まあ、それはおいといて。

もしそういうことがあったとしても、
みずほ証券も、金融庁も、深く追及はしないだろうな。

なぜなら、もし本当にそういうことがあって、
事実が明るみになってしまえば、
不信が不信を呼び、
証券市場は大変なパニックに陥ってしまう。

みずほ証券にしても、
そういう体質があると知られれば、
すべての顧客が逃げ出してしまう。

だから、今回のことは個人のミスにして、
「今後二度とこういうことが起きないようにシステムや社員教育を見直します」
と言っておいた方が世間は安心する。

みずほ証券は、今期、500億円の利益を出す予定だったらしいが、
そのほとんどを今回の騒動で吐き出してしまった。

しかし、国家が超低金利政策の優遇措置を取り続けてくれれば、
銀行や証券会社は何とかやっていける。
その分、預金者がバカを見るんだけれど。

そして、みずほと東証に正常な判断力があれば、
みずほはすぐ東証に連絡して、
東証はジェイコムの取引を即刻停止すべきだろう。
こうした状況判断もできないエリートって、いったいなんなんだ。
まあ、のん気な天下りがしゃちょうなんかやってるからね。
脳ミソあんのか(って、東証のHPみて本気でそう思いましたとです)

それにしても、
たとえばレストランなどで釣り銭を間違えて、
千円のところを1万円お客に渡し、
すぐその場で取り戻そうとしても、

「間違える者が悪い!もう遅い!もらったものは返さない!」

と開き直る。
こんなことがまかり通ってよいのだろうか。

他人の失敗を虎視眈々と狙っていたり、
システムの欠陥を探すことに慣れている自称賢明な、
実際のところ下品でさもしい人間の方が有利な世の中なんて、
おかしいじゃないか。

人として、お天道様に恥ずかしくない振るまい。

なんてこと言ったら、笑われる世の中になったんだろうか。

朝から晩まで身を粉にして働き、
消費者金融に高い利子を払って海外ブランド品を買わされたり、
狭いマンションを買って、
35年のローンを一生かけて払わなければならないのに、
世界のなかで豊かな暮らしができていると信じ込まされている日本人って、
いったい何なのだろう。

あげくの果てに、一つのミスかあるいは陰謀で、
400億円という大金が、
みすみす海外に持って行かれるのだから・・・。


【追記】
毎日インタラクティブによれば、

証券会社のジェイコム株の保有株数(比率)=12月8日時点=
と推定利益額は以下の通り。

UBS証券 3万8198株(263.43パーセント)120億円▽モルガン・スタンレー 4522株(31.19パーセント)14億円▽日興コーディアル 3455株(23.83パーセント)11億円▽リーマン・ブラザーズ 3150株(21.72パーセント)10億円▽クレディ・スイス 2889株(19.92パーセント)9億円
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by leilan | 2005-12-14 08:04 | 俳句

『俳句』  ラ・クンパルシータさらふ青年冬の雲

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          ラ・クンパルシータさらふ青年冬の雲  麗蘭





ネットを見て、今日一番気になったニュースは、
日経のサイトに載っていたものだった。

それは、日本の大方のマスコミが既定路線とし、
諸々推測している北朝鮮での金王朝の3代世襲が、
実は可能性が低いものであることを金正日本人が強く示唆した。

日本のマスコミによく取り上げられる、
北朝鮮の金第三世代への権力移譲。

実は、可能性が薄いというスタンスなんだな。

金正日の権力はその子供の世代に受け継がれるのが当たり前で、
問題はどの子(3人いる)に移されるかだ。

というのが日本のマスコミの常識。

しかし、そもそも金日成から金正日への権力移譲は、
金正日が有力な後継候補の中にあって、
金日成体制の強化を図る思想的支柱の構築に功績があり、
党や軍の中でもその実力を認められる存在になったからであったらしい。
「金日成の息子だから」という理由で後継者になったわけではない。

ということを、アメリカ国防総省のシンクタンク関係者から聞いたことがある。

つまり、今の金正日はその椅子をきちんと勝ち取っているというのである。

それから考えると今の金正日の息子達が、
父親の権力基盤の盤石化に何か寄与したという事実は全く伺えない。

とすれば、中国が反対し、
かつ息子の中に適任者がまだ現れていない今の状況では、
以下の日経のサイトに掲載されたような金正日の指令には、
それなりの理由があると考えるべきだろう。

北朝鮮の金総書記「3代世襲は国際社会の笑いもの」

3代世襲は国際社会の「笑い物」になる。

韓国の聯合ニュースは11日、
北朝鮮の金正日総書記が朝鮮労働党や軍の側近に最近、
後継者問題に一切言及しないよう指示したと報じた。

世襲統治が自分の息子まで続けば、
故金日成主席と自分のイメージを悪化させるというのが理由。
複数の北朝鮮消息筋の話として伝えた。

指示の徹底に向け、
北朝鮮では党・軍幹部や住民への厳重な取り締まりを実施中。
金総書記は違反者に最高終身刑までを下せと命じたという。

昨年死去したとされる高英姫夫人の偶像化教育の中断も命令した。
金総書記の部隊視察時に軍幹部らが、
高夫人やその息子の金正哲、正雲両氏と一緒に撮影した記念写真も、
すべて回収されたと伝えられている。

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by leilan | 2005-12-13 18:50 | 俳句

『俳句』  蜜柑一つあにいもうとのやうに食む

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          蜜柑一つあにいもうとのやうに食む  麗蘭





しんいちろうさんからイメージ・バトンが回って来た。

この手のものは信条として引き受けることにしている。
ほかならぬ、しんさんからの依頼でもある。

しかし、どう考えても『角川春樹』で連想して、
書きたいことが無い。

春樹が俳句をはじめ、
句集を出したまではよかったが、
その句集に対する批評を行った人に対し、
名誉毀損で裁判を起こしたことがあった。

この一件で春樹に対する興味を失った。

春樹の俳句は目立ちたがりの俳句である。
それを否定はしないが、
度を超すと句にけれん味(はったり・ごまかし)が出てしまう。

ということで、
しんさん、ご勘弁のほどを。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


政府の高官や政治家が売国奴になったり、
外国のスパイの手先になりさがる動機はなかなか面白い。

イデオロギーや信念によるという高尚なものもあれば、
自分を冷遇した組織や国家への復讐という人間くさいものもある。

その一方で、カネや贅沢な生活にあこがれて、
なんて卑しい動機も少なくはなかった。

しかし、もっともありふれた転落の始まりは──

『世界を騒がせたスパイたち(上・下)』N・ブランデル、R・ボア著には、
ずばり「セックス」という独立した一章がある。

堅物の役人に、好みのタイプの若い女が、
「どうぞあなたの好きにして・・・」
と耳元で囁く。

変態の政治家には、
倒錯プレイを提供してくれる夢のような美女が現れる。

秘密のホモ趣味に悩む公安担当者のアパートに、
アドニスのような少年が保護を求めて飛び込んでくる。

なんとツイていることよ、
と幸運を神に感謝した数日後、謎の訪問者がやってくる。

大型のマニラ封筒を差し出され、
なかをあらためると、
顔がはっきり写った、人にはとても見せることができない証拠写真。

謎の訪問者は告げる。

じつはちょっとしたアルバイトをお願いしたい。
なに、あなたのデスクに回ってくる政府部内の書類を、
ちょっとコピーしてくれればいいんです。
まさか嫌とは仰らないと存じます・・・。

スパイという稼業は売春とともに、
人類最古の稼業だという。

いまもどこかで同じことは行なわれているだろう。

しかし、この手がきかなかった大物政治家もいた。

日本の政治家や役人も、
某国の罠に落ちたときはぜひこの手で対応していただきたい。

この大物、モスクワを訪ねたときにソビエト側の罠にかかり、
ホテルのスイートに送り込まれた数人の美女との交歓シーンを、
フィルムに撮られてしまったというのですね。

しかし、KGBがこのフィルムを見せて脅しにかかろうとしたら、
驚いたことにこの人物、
国に持ち帰ってみんなに見せたいから、
ぜひフィルムのコピーをくれと言い出した。そして、

「わが国民はきっと私を誇りに思うだろう」

と付け加えたのだそうであります。
さすがのKGBも、こいつのスパイ採用はあきらめたとか。


誰あろう、インドネシア初代大統領スカルノ閣下であったそうな。


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by leilan | 2005-12-12 19:27 | 俳句

『俳句』  ポインセチア夜のあけてくる窓に向き

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           ポインセチア夜のあけてくる窓に向き  麗蘭






仕事柄たくさんのお金持ちをみてきた。
お金持ちって実にたくさんいる。

お金を持っている人に、昔は興味があったけど、
今は、お金持っている人には興味が湧かない。

なんでか?

お金持ちのお金の使い方に興味があるからだ。

例えば、レストランでみんなで食事をしているときに、
一人で散々偉そうな話をしまくって、
支払いになると急に立ち上がったと思いきや、
トイレに逃げちゃう人がいる。

ああいうことするヤツ、情けないよなー、って思う。

そんな人をたくさんみてきた。

そんなせこいことをしてまで、
お金を握っていたいのか?

第一、自分は金持ってるって偉そうなこといっても、
ケチな人って、かっこ悪いじゃないのさ。

遣うべきときに遣わないヤツ、これを吝嗇という。

それに、無駄遣いをしろっていう意味じゃないけれど、
やっぱり、お金を使ってはじめて見えてくる世界がある。

例えば、五つ星ホテルの部屋にある水。
外で買えば100円ちょっとなのに、1000円も取るところがある。

ああいうホテルに泊まって、水に1000円も払って、
何で外で買うと100円ちょっとの水が1000円なのよ、って・・・
そういう一つ一つが経験なんだ。

それは、人にお金を出してもらっていたら絶対みえてこない世界。
やっぱり自分で払うから見えてくる。

お金を払う一つ一つのことが体験なんだよね。
この積み重ねが成長につながる。



さて、明日はホノルルマラソン。
うちの界隈でも、走っている日本人の姿が大勢目に付く。

「頑張ってください!」

と日本語で声を掛けると、
みんなにこやかに片手を上げて走っていく。
ちょっぴり、私のナショナリズムが燃える(笑)

米本土やカナダ、ヨーロッパからの参加者も多いが、
そういえば日本のお隣、
韓国や中国からの参加者っていないよなー

明日は5時に起きて、応援に行こう!

と、思ってはいるのだが、
今日はこれから、ハレコアでクリスマスパーティ。
アンディやスティーブンも来るから、
二次会はダウンタウンのシガーバーかもしれない。
あるいは、マジソンが来れば・・・踊りにいくかも。

ディスコにいくと、その後は決まって筋肉痛だ!(爆)
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by leilan | 2005-12-11 10:26 | 俳句

『俳句』  雪晴れを来てまっすぐな眼と遇ひぬ
                秋田おばこ(1950年代)
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           雪晴れを来てまっすぐな眼と遇ひぬ  麗蘭





先ほど帰宅して郵便ボックスを開けたら、
義妹のかこちゃんから手紙が届いていた。

中に、「心の輪を広げる体験作文」という小冊子が入っていて、
ざっと目を通すと、内閣府が毎年行っているものらしい。(ここ

そのうちの各部門の佳作以上が冊子になって発行されているのだが、
ごく短いものだし、政府の広報活動なんだから、
いっそのことウェブにも載せれば、
もっと多くの人が目にすることもできるのにと思うが、
上記の内閣府のサイトに作文そのものは出てはいないようだ。

その冊子に付箋が付いていた。
妹はその佳作の作文を読んで、涙をこぼしたという。

どれどれ・・・と思い読んでみると、
妹がわざわざハワイまで送って来た気持ちがよく分った。

とてもいい作文なんですよ。

もちろん、私になにが分るかと問われれば一言もない。
ただ、ひとりの人間として、何度も読んで心を動かされた。

どうか、みなさんにも読んでいただけたら。


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小学生部門 ◎佳作

岐阜県
大垣市立江東小学校四年
長谷川   舜

ぼくの妹


ぼくには、二つ下の小学二年生の妹がいます。

妹は、体の中のせん色体の一本が、
ぼく達より一本多いと、お母さんから聞きました。
その時、ぼくは、不思ぎに思いました。

妹はぼくより、歩くのがおそかったし、
七才の今も、話ができないので、
ぼく達家族と会話もできません。

けれども、妹は、自分の気持を、
手や顔の表情で教えてくれます。

例えばおなかがすいた時は、左手をお皿にして、
右手で、はしを持つまねをして、合図をしてくれます。

ごはんを食べている時に、おいしいなぁと思ったら、
首を少しかたむけ、右手の人差し指を、
ほっぺに当てて教えてくれます。

そして、妹は、色々な物に、きょう味があるので、
ぼくのまねをよくします。

だから、お母さんは、
「妹は、いい事も悪い事もするので、悪い事はしないで」
と言います。

ぼくが学校で使っているランドセルを、かたにかけたり、
ヘルメットをかぶって遊んだりするので、
妹は、ぼくといっしょの学校に、
行きたかったのかなと思う時があります。

また、大事な物も勝手に、さわったりするので、
ぼくが使おうと思うと、大事な物がなくなっている時があります。

必死にさがして見つからない時は、
妹に聞くと、ポケットの中から、出してきたり、
かばんの中から、とり出して来たりして、
思わぬ所から見つかる事があります。

そんな時は、はらが立つけど思わず笑ってしまう事もあります。

外へ出かけた時は、いつも走って行ってしまうので、
必ずお母さんは、手をつないでいます。

時々、お母さんが、妹を見ていられない時は、ぼくに見ててね。
と言うので、ぼくは、妹と手をつないで面どうを見ます。

たまに(面どくさいなぁ。ぼくだって、遊びたいのに)と思う時があります。
けれども、ぼくの妹だから、しょうがないのかなと思います。

ある時、公園で遊んでいたら、
一人の男の子が、妹に向かって

「こいつ変なやつ。何もしゃべらん」

と言いました。

「だれの妹やと思っとるんや。ぼくの妹だぞ。
病気だからしょうがないだろ」

と言うと、男の子は

「病気なら、死ねばいいのに」

と言われ、

(ぼくの大事な妹なのに。
同じ人間に生まれて来たのに、
どうして、そんな事を言われなければ、いけないのか)と思い、
とても悲しい気持ちとくやしい気持ちになりました。

家に帰ってから、お母さんに、その事の話をすると
「瞬ありがとね。妹を守ってくれて」
と言って、悲しそうな顔をしていました。

妹と生活している中で、他の人が妹の事をじろじろと見たり、
いやなことを平気で言ったりするけど、
ぼくにとってはたった一人の妹で、大切な妹です。

ぼくが、言葉を教えてあげて、
いつか、ぼくと会話ができることを望んでいます。

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by leilan | 2005-12-10 18:40 | 俳句

『俳句』  炭をつぐ母の背中にゐたりけり

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            炭をつぐ母の背中にゐたりけり  麗蘭





♪七色の虹がぁ~ 消えてしまったのぉ~
  シャボン玉のよおぉな あたしの涙ぁ~

歌っていたのはご存知、東京ロスプリモス。
曲名は「ラブユー東京」であります!


シャボン玉というのは、
その表面に光を受けて虹のような模様をくるくる回し、
はかなく消えてゆくもの。

17世紀のフランドルの油絵に、
粘土のパイプでシャボン玉をつくって遊ぶ子供の姿が残っているらしい。

江戸期、日本のシャボン玉にはえごの花をつかったともいう。
えごの花はサポニン(シャボンの語源)を含んでいる。
植物液からつくったシャボン玉は、
市販の洗剤やおもちゃのシャボン玉に比べると、
ささやかなものであったかもしれない。

しかし、400年前のフランドル地方の子供や、
江戸時代の子供が目にしたものから姿をかえてはいない。

ところが、11年ばかり昔のこと、
ミネソタはセント・ポールの26歳の若者(おもちゃ発明家の弟子)が、
そうだ色のついたシャボン玉があったら面白いぢゃん!
と思いついた。

七色の虹がくるくる回る透明なシャボン玉ではない。
青やオレンジやピンクの色で鮮やかに輝いているシャボン玉という意味だ。

彼の名は、Tim Kehoe。
なんで誰もこんな単純なことを思いつかなかったんだ。
簡単ぢゃん。やったぜ、これでオイラは大金持ちだ。

ところが、そんな簡単な話ではない。
色素を界面活性剤になじませ、
均一にしてシャボン玉の表面にむらなく広げることが第一にむつかしい。

やっとのことで、
色のついたシャボン玉がつくれるようになって、
玩具メーカに持ち込んだ。

重役会議の席でプレゼンテーション。
色のついたシャボン玉がぷかりと浮かぶと、
役員連中は「おお!」と、どよめいた。

だが、ぱちんとはじけると、
テーブルやカーペットに色が染みついてしまった。

「石鹸で洗い落としといてくれよ。まったく。
水で洗い落とせるんでなきゃおもちゃにはならんよ、キミ」

しかしまあアイデアはよろしいということで、
別口の50万ドルの大スポンサーをみつけてさらに実験、実験の繰り返し。

ついに水で簡単に落とせるカラフルなシャボン玉が完成する。

マーケット・リサーチで、
母親連中と小さな子供たちを試験グループにしてパーティに招待。
さまざまな色のシャボン玉に子供たちは歓声をあげる。

はじめてこんな光景を見て、
感動のあまり目を潤ませるお母さんもいる(いかにもアメリカw)

だが、次の瞬間、
シャボン玉がはじけると、子供たちの髪は汚れ、服には色が染みつき、
スポンサーが連れて来た犬もどろどろになる。

「大丈夫、ぜんぶ水で落とせますから!」

ティムの叫びもむなしく、パーティはドン引き。
こりゃあかんわ、とても商品にはならん。

商品にするには、
はじけたとたんに色が消えてしまう
魔法のようなシャボン玉にしなくちゃ。

だんだん色が薄れるとか、
他のものに色が移るとかでは駄目で、
一瞬で完全に消えて、
最初からそんな色はどこにもなかった、
としか思えないようなものが要る。

そんなことは不可能だと、
あきらめてしまえば話はおしまいだが、
ここからが面白い。

なにしろ、資金はたっぷりある。
ティムは化学者を雇った。
化学者の名は、Ram Sabinis。
ボンベイで化学の博士号をとり、
いくつかの特許も持っていた。

「はじけた途端に色が消えるシャボン玉はどうやったら出来るかって?
うん、たぶんラクトンならいけるかも」

とラム博士。

「ラクトンって何、それ?」

とティム。
なにしろ彼は町の発明家で化学の専門知識はない。

Wikipediaによれば、
「ラクトン (Lactone) は、
分子の環の一部としてエステル結合を持つ化合物を指す」

といっても、化学まるで駄目子の私。

もうなんのことか、全然わからないが、
このラクトン構造を応用すると、
シャボン玉ができているときは一つの色の可視光線しか通さず、
シャボン玉がはじけると、分子構造が変わって、
すべての可視光線を通すので透明になる、
といったことらしい。

と、書いていても、実はよくわかりません(恥)

こうして苦節11年、
ついに消える色つきシャボン玉は完成し、
このたびめでたく商品化されたそうです!

♪パンパカパーーーン

商品名は「Zubbles」
トイザラスはクリスマス商戦に投入した。
はたして、50万ドルの元手は取れるか?

欲しいなー

♪シャボン玉 ラララララララ


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             燈台の子はひとり吹くシャボン玉
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by leilan | 2005-12-09 20:50 | 俳句


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