カテゴリ:浮世草子( 25 )

アメリカ自動車産業の象徴、デトロイトの落日

            
           \(◎∠◎)/オウ~ビックリデース

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            いつあってもおかしくないと思っていたが、
              ついにその時が来てしまった!

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       GMフォードというアメリカを代表する自動車会社が、
       ついに、ジャンク債格付けのステータスへ転落した。


SPは5日に、両社の信用格付け(長期債格付け)を、機関投資家が購入対象に出来ないレベル(投資対象以下)に引き下げると発表した。

この発表(ニューヨーク時間の5日の午後)を受けて、GMとフォードの株価はともに5%以上下落。両社の株下げで、それまで比較的しっかりしていたニューヨークの株価も、昨日は一気に下げに転じた。

(SPの声明は)

両社の経営(または資質)が再浮上に必要な戦略を欠いている、という点で、

GMについては、
「management's strategies may be ineffective in addressing G.M.'s competitive disadvantages」

フォードについては、
「reflects our skepticism about whether management's strategies will be sufficient to counteract mounting competitive challenges」

と述べている。

(以上、ウォールストリート・ジャーナルより抜粋)


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この結果どうなるか、
両社の資金調達能力は著しく毀損することになる。
同じ100億を調達するにしても、
従来よりかなり高いコストでの借り入れとなり、
これが両社の経営を圧迫する。

「アメリカを代表する会社がそんなことじゃいかん。買ってやろう」
という消費者もアメリカには出てくるかもしれないが、
一方で「そんな弱った会社の車なんか買えない」という消費者も多いだろう。
両社の販売にとっても今回のSPの発表は打撃になる。

久しく予想されていたこととはいえ、
この二つの超有名会社が置かれている難しい立場が鮮明になった。

売れる車を作れない、
環境保護技術の実装にも難渋している、
退職した元従業員への巨額のかつ甘い条件での年金・医療保険支払い、
そして何よりも日本のトヨタ、日産、ホンダ、韓国の現代などとの厳しい競争での敗走。

アジア車に消費者の支持があるので、
昔のように、直ちに政治問題へ発展し、
日米貿易摩擦になる可能性は少ない。

しかし、間違いなく国内の政治問題になって、
日本に火の粉が飛んでいく可能性はある。
米自動車業界団体は「円安操作」を指摘している。

晴れた日にはGMが見える

とまで言われた会社。
世界で初めて自動車の大量生産を始めたフォード。
クライスラーの経営危機の時もアメリカは大揺れだったが、
今回も相当、日本を巻き込む地震になりそうな気がする。


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                    お口直し☆
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by leilan | 2005-05-07 07:22 | 浮世草子

『萌え』 その意味をようやく知りました

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『萌え』という字を見て、
すぐさま脳裏に浮かぶのは俵萌子の私が、
おこがましいのは百も承知で萌えについて語ります。



PCのなかに登場する架空の美少女に,
いろんなことを囁かせ、
その少女と恋愛をしていくゲームが『萌え』だと、
本日やっと判った。(遅すぎるか)

萌え、最大の特徴は、
自分の思い通りの言葉を美少女が発してくれ、
自分の思い通りに操作ができるところにある。

生身の人間なら、
感情を逆なでするような言葉を発する場合もあるが、
この美少女は高次なモノとして、
自由意志を持っているかのごとく従ってくる。

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こうした美少女のグッズを集めたフィギアショップが、
秋葉原に次々とオープン。
全国から若者が集まって来るんだとか。

他人の感情が自分の中に生で入ってくるのを拒絶し、
自分の感情だけで他人と交流する、
まあ究極のエゴの世界、というところでしょうか。

生身の女に耽溺している男が、
こんな空洞のなかで生きてるはずもないから、
これは若葉マークの皆さんが夢中なのかナ。

しかし、無機質な美少女ばかり相手にしていると、
他者の痛みや哀しみへの共感や想像力が、
決定的に欠落してくるゾョ。

やわ肌の熱き血潮にふれてみぃ。

昔々、蒲田のアパートに住む独居じいちゃんが、
由美かおる似のお人形さんと死んでいた事故があったが、
このじいちゃんの方がはるかに淫靡な味わいがある。
きっと、好みの衣装なんか着せておったに違いない。

ところで、
自分に向けられるであろう憤りや怒りを、
いともあっさりと無視してせせら笑う心情みたいなもの・・、
これが私には判らない。

どうしてこのような心情が醸成されるのか。

ホッブス的な欲望の自然状態が、
無制限に開放された自由社会がもたらしたものなのだろうか。 

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                  こんなのがイイの?
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by leilan | 2005-05-05 08:33 | 浮世草子

Can't Help Falling in Love

b0048657_3153619.jpg 先月25日、世界のプレスは、「ブッシュとサウジ・アブドラ皇太子の会談」をこの写真入りで一斉に報道した。

へぇ~、お手々つないじゃって、相変わらず仲良しだねぇ・・なんて思ったが、この写真をパロディ好きなアメリカ人が見逃すはずはなかった。




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          House bans gay unions と、きたもんだ(笑)
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本音の部分で、アメリカ人は誰もジョージがゲイだとは思っていない。
なぜなら、ゲイの男たるもの、あんな野暮ったくはないからだ。
(世の女は基本的にゲイの男が好きだ。そのムードに惚れる。例えば高倉健)

彼の支持母体がコンサヴァティブな宗教団体で、
ゲイ・マリッジを禁忌(タブー)としてエキセントリックに攻撃するのと、
ジョージは、なにかと言えば「テキサス」を吹聴するので、
ちょいとからかってみたくもなるのだ。
テキサスといえば、カウボーイに代表される男らしさの文化だ。

ジョージと王子さまのゲイネタ
あんまりネットで盛り上がるもんだから、
ウォールストリート・ジャーナルが、
慌ててアラブのカルチャーを取り上げてるの(笑)
ジョージも王子さまもWSJとはアミ~ゴだからね。

アラブでは男女が公衆の面前で手をつなぐことは決してないが、
深い信頼で結ばれた男同士が手をつなぐのは珍しいことではない、ですって。

そういえば、ヤセル・アラファトの「ハグハグ」も妙に濃かったよねぇ。

では、
ジョージとトニーのエンドレス・ラヴもお楽しみくださいませ。



【追記】:王子さまのこと
おふみさんは現在アメリカ国籍だが、元々は満州生まれの日本人。
日系3世のかたと見合結婚され、30年ほど前にアメリカへ渡った。
気持ちのさっぱりした、ナイス・ウーマンである。

たぶん彼女は、王子さまの身体に触った、
たった一人の日本人じゃないかと思う。

鍼灸に興味のあったおふみさんは、
ハワイで浪越徳治郎の直弟子だった人から指圧と鍼灸を学んだ。
研究熱心な彼女は、これと思う師がいれば日本にまで出かけて行って、
技術を習得するようなタイプである。
加えて明晰な人で、同時通訳者になれるほど英語力もある。

あるとき、王子さまがおしのびでハワイへやって来た。
そのとき、おふみさんの所へ連絡が入り、
王子さまのマッサージを依頼されたんだそう。
おふみさんの旦那はペンタゴンの関係者だし、
おふみさん自身も(根は面白いが)きちんとした女性だ。
たぶん、どなたかが推薦したのだろう。

イヒラニ・ホテルのVIPルームがある階は王子さまの貸切となっていた。
おふみさんが指定された階に到着すると、
おっかない顔をしたSPがぞろり取り囲んだという。
スゴイ警戒なんですね。

おふみさんはまず執事のようなかたに会い、挨拶を交わした。
そのかたは柔和な感じのじっちゃんだったそう。
王子さまの部屋へ行くと、そばにはお付の男性がいて、
会話はすべて、この男性と交わすのだという。
王子さまは絶対におふみさんと直接会話はなさらない。

そして、王子さまは絶対横にならない。
ベッドの上に座ったままだった。
おふみさんは50歳くらいかな、と思ったそうだが、
実際は70代(ここを参照)頑健なかたなのだろう。

王子さまの化粧品なんか入れてあるものはすべてゴールドで、
それが部屋にズラリと並んでいたという(さ~すが石油王!)

ところが、
ベッドの脇下に赤い敷物があって、
おふみさんは気にも留めず、その上に土足で上がってしまう。
まさにそのとき、
おふみさんとは絶対会話しないはずの王子さまが彼女に向かって、

アーーーーーーーーーーーーッ!
と絶叫したんだそうナ。

赤い敷物は、例のアラーの神の敷物だったという。

でもって、あれだけ英語が達者なおふみさんなのに、
とっさに出てきたひとことが、
「ゴメンナサイ」
だったというのが・・・おかしい。

必死でわびるおふみさんを見て、
王子さまは笑顔を浮かべ、許してくださったそうだ。
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by leilan | 2005-05-04 02:00 | 浮世草子

ワシントンポストが中国の歴史教科書を批判


へぇ~、ワシントン・ポストが中国の歴史教科書を批判している。(下線部分)

痛快なので、掲載!

ワシントン・ポストがアメリカを代表する意見というわけでもないが、これはいいエディトリアルだし、ワシントン・ポストの一つの見識だ。ことに最後の太字三段は、説得力ある考え方だと思う。

それにしても、デモや破壊行為があったことを一切報道せず、小泉首相や町村外相の「謝った」との理解を報道するという中国の報道姿勢には、かなり無理がある。中国人民は自国で何が起こっているのか、これではわからないだろう。だからこそ、中国ではネットやケイタイが重要な情報ツールになっていると聞く。

多様な意見が飛び交い、事実が提供される中で真実が見つかるということは、ワシントン・ポストが指摘する通りだ。中国もそれに近づくべきだが、それが体制を揺るがす危険性があるという矛盾。今回の一連の事件を通じても中国が抱える矛盾は深い。

[5月5日追記]
jumpin さんのエントリーを参照ください。


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China's Selective Memory

Well, you might say, how a nation treats its internal history is less relevant to its qualifications for the Security Council than whether it teaches its children honestly about its wars with other nations. A dubious proposition, but no matter; as the Times found in its review of textbooks, Chinese children do not learn of their nation's invasion of Tibet (1950) or aggression against Vietnam (1979). And they are taught that Japan was defeated in World War II by Chinese Communist guerrillas; Pearl Harbor, Iwo Jima and Midway don't figure in.

"Facing up to history squarely" isn't easy for any country. Americans don't agree on how to remember the Confederacy. Russia can't yet admit to Soviet depredations in the Baltic republics. And, yes, Japan too often sees itself purely as a victim of World War II.

But in countries that permit open debate, historical interpretations can be constantly challenged, revised, maybe brought closer to the truth. In dictatorships that use history as one more tool to maintain power, there's no such hope.

China's Communists used to find it useful to vilify Russia in their history texts. These days, for reasons of China's aspirations to lead Asia, Japan makes a more convenient villain. Next year might be America's turn. The reasons may be complex, but none of them has much to do with facing history squarely.



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アッ! 紅ちゃんち。夜のワイキキからアラモアナ方面を望む。
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by leilan | 2005-04-26 00:01 | 浮世草子

フレッド・コレマツ(86歳)死去 日系アメリカ人の岩窟王
b0048657_7574991.jpg戦時中多くの日系アメリカ人が、強制的に西海岸から立ち退かされ、全米の収容所へ送られたことはよく知られている。彼らの多くはアメリカ人でありながら、日系であるというだけの理由で、合衆国憲法の保障する居住の自由、人身拘束から自由を奪われたのである。

ほとんどの日系人は、命令に従い、秩序正しく黙々と西海岸を立ち去った。しかし、日系人であろうとアメリカ人はアメリカ人である。立ち退き命令は憲法違反であるとして、命令に従わず踏み止まり、逮捕され、収容所に送られ、起訴された日系アメリカ人がいた。それが、コレマツさんだった。

コレマツさんは連邦地裁で有罪判決を受けた後、連邦高裁から連邦最高裁まで上訴して戦ったが、勝つことはできなかった。最高裁の多数意見は、被告の合衆国に対する忠誠については、疑う余地がない。一人種グループの自由を制限するようなことは、軽々に行うべきではない。しかし、日本を敵とする戦争という非常時において、サボタージュと諜報活動の危険を信じ、連邦議会の追認のもと、退去命令を発した軍の判断は尊重されねばならないとして、コレマツさんの主張を退けた。

コレマツ 対 合衆国の事件は、人種を理由に合衆国市民の自由を奪う法律を合憲とした、最高裁唯一の判決として、歴史に残ったかにみえた。

しかし、岩窟王フレッド・コレマツは屈することなく、82年に再提訴。最高裁は「間違った情報やウソの証言に基づいていた」として、翌83年逆転勝訴したのであった。41年におよぶ長い長い戦いであった。

98年、当時のクリントン大統領は、大統領自由勲章を贈呈し、コレマツさんの苦闘に報いた。

強制収容という不幸なできごとの後、日系人はくじけることなく、時にアメリカ人よりアメリカ人らしくふるまい、今日の地位と名誉を獲得した。日系人はもっとも成功した移民例として賞賛され、これがネオ・リベラリストで構成されている極端な人権団体からは、逆に非難される始末だ。

アジア系移民に対して、日系人を見習え・・ということを言い過ぎたせいなのだが、日系移民は医学・法曹・教育界で目覚しい活躍をしている。

日系移民の往時のたたずまいを彷彿させる話なのだが、明治期に移民した人々はさとうきび畑で働き、爪に火をともすような暮らしの中から、子供たちに教育を受けさせ、米本土や日本の大学で学ばせたという。2世もそうした親の期待に応え、ハワイが州に昇格した原動力にはこうした日系1世と2世の活躍があったことはよく知られている。これはまさしく、働き者の日本人のDNAなのだ。円の力に頼ってワイキキで遊び、ビバリー・ヒルズでコンドミニアムを買いあさる日本人は、彼らの苦労を知らない。
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ところが中国人は対照的である。同時期に移民した華僑は、わが子を土地持ちのハワイアンと結婚させ、それによってハワイの一等地を押さえていった。いま、ワイキキのビルは中国系アメリカ人の所有が多く、コンドミニアムやホテルの土地もこうした華僑の末裔が握っている。ワイキキのロイヤルハワイアン・ショッピングセンターはハワイアンのカメハメハ財団の所有であるが、ハワイアン個人の土地はすべて華僑に取られてしまったわけである。

日系人でワイキキの一等地に土地を持つ人はいないが、前述のようにドクター・ロイヤー・プロフェッサーには圧倒的に日系人が多い。

コレマツさん死去の報道があった直後、日系3世の友人が「レイはミスター・コレマツを知っているか? 彼の裁判、ボクは支援していたんだ。コレマツはよく戦ったよ」としみじみ話していた。彼はブッシュと同世代。徴兵制の時代に青春期を送っている。ベトナムの最前線で戦ったひとりだった。

先日、私はアラモアナ公園で行われた反戦集会に参加した。というと、Leilanは左翼かと思われるかもしれない。私はレフト・ウイングでもライト・ウイングでもないが、Anti-Iraq Warの立場は明確である。
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by leilan | 2005-04-10 09:19 | 浮世草子


バッカスの神さまに愛されたい
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