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『俳句』  菊の香の匂ひほのかに花鋏

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            菊の香の匂ひほのかに花鋏  麗蘭




和田誠の「知らない町角」の中に、
横尾忠則と出かけたヨーロッパツアーの最中、
ビートルズを聴きたいという横尾に、

「へえ、あのチャラチャラしたバンドがいいの?」

と言う場面が出てくる。
ビートルズ来日2年前の頃である。

和田誠のこの言葉には驚いたが、
アメリカ文化にどっぷり浸かっていた
昭和10年生まれの和田誠に、
初期のビートルズは、
受け容れられなかったのかも知れない。

しかし、当時の若者はビートルズの虜だった。

音楽の世代で言うなら、
和田誠はフランク・シナトラを、
その次の世代、
たとえば昭和17年生まれの小泉純一郎が、
エルビス・プレスリーを特別視するように、
音楽に興味を持ちはじめた年頃に、
ラジオから流れていた曲は、
その世代を代表するミュージシャンなのだろう。


        何故か貧乏臭さが漂う小泉氏
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私は小学校の高学年頃から洋楽に親しみはじめたが、
やはり一発でビートルズの虜になった。
当時の日本はグループサウンズ全盛時代だったが、
王子様の格好をしたタイガースには興味がなかった。

ジョージ・ハリスンが死んだとき、
彼がジョンやポールの陰に隠れた存在のように書く記事が
新聞その他に溢れていたのが、なんだか意外だった。

少なくとも当時にそんな受けとめ方はなかったと思う。

後に政治的な活動でカリスマ色を強めるジョンとポールの
確執が明るみに出るようになってから、
後の二人の影が薄く見えるのかも知れないが、
ビートルズに関する限り、4人は対等だったように思う。

たとえば「イエスタディー」のコード進行と、
バッハの楽曲の類似などというように、
ビートルズの音楽性が云々されることは以前からもあった。

しかし、ヒッピームーブメントが起き、
アメリカには稀薄な精神世界をオリエントに求める動きが高まった頃、
ビートルズをリードしていたのはジョージ・ハリスンだった。

ラビ・シャンカールのシタール演奏も、
ジョージがいなければ、我々のところには届かなかったろう。

その後、ワールドミュージックなどという言葉で
一括りにされる非西洋音楽とポピュラーミュージックの融合は、
実はここに兆していたと思う。

リンゴ・スターのカントリー・アンド・ウエスタン好きも含めて、
4人の個性がうまく反応しあうことでビートルズは動いていた。

「サージェント・ペパーズ」
という稀有なLPを創造することが出来たのは、
4人組のビートルズが機能していたことを証明する。

しかし、その後の映画「レット・イット・ビー」などを見ると、
4人の関係が変わっていることにイヤでも気づかされた。

ジョン・レノンが銃弾に倒れたときはショックだったが、
ジョージ・ハリスンが死んだときは妙に悲しかった。

ジョージが死んで今さら何かが変わるわけではないのだけれど、
彼が象徴していたあの時代が、
確実に喪われてしまったという気がする。

イスラムのことやテロのことをよく考えるが、
いま、世界にあの頃のような平和への高まりはない。
我々は、どうもばらばらに孤立したままのような気がする。

「ALL THINGS MAST PASS」
ジョージのアルバムのタイトルが胸に沁みる。

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by leilan | 2005-10-31 22:52 | 俳句

The kit is compatible with any mobile!


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フラの友達、モニカからこんな e-mail が来ていた。

According to a proposed new law that would go into effect
Jan 1, 2006 you will no longer be able to use a cell phone while driving unless you have a "hands free" adapter.
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わろた!
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by leilan | 2005-10-30 23:15 | ハワイ身辺雑記

気ままにB級グルメ『布哇食堂』 チキンのハーブソテー

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今日の布哇食堂は、鶏のもも肉をおいしく!

私が大変気に入っている焼き方をご紹介。
これは、おいしくて飽きのこない味です。
しかも、レストランっぽい感じに仕上がるの。

ポイントは下ごしらえ。

もも肉は火のとおりが均一になるように、
厚い部分に包丁を入れて開きにしておく。

鶏もも肉に塩こしょうをしてバットに乗せ、
レモン汁1個分
オリーブオイル適量(全体にかかるぐらい)

もも1枚に対して、
ローズマリー2枝、
ニンニク1カケ(薄くスライス)を入れ、

一晩(もしくは最低でも8時間以上)つけておく。
お好みで唐辛子もつけておくとちょっとスパイシーにもなる。

開いたもも肉の間にも、
ローズマリーやニンニクをはさんでおく。

こんな感じ。
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レモンの酸で鶏肉自体が柔らかくなり、
ニンニクやローズマリーの香りも付き、
ジューシーでとてもおいしくなる。
そして、以前紹介したダッチオーブンのスキレットで焼く。


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(なければ厚手のフライパンで)

カリカリの皮が好きだから、皮を下にして焼く。
ローズマリーもニンニクも一緒に。

そして、ここからがポイント。
鶏肉の上に別のフライパン等を置いて重しにし、
肉をつぶしてペタンコにして焼く。

こうすることで肉が締まって味もしまり、
うまみが凝縮している感じがする。
以前は普通に焼いていたのだが、
重しをするようになって、
こっちの方が断然美味しいと言うことを知った。

この方法は、確か日高良実がやっていたのを真似てみたのだった。

皮側がよく焼けたらひっくり返して、
また重しをのせて焼く。

(上の写真は借り物、下の大雑把な盛付が私めのですw)


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       ☆ローズマリーは栽培が楽なので育てると気軽に使えて便利です。
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by leilan | 2005-10-30 16:26 | 布哇食堂

『俳句』  夜寒さの猫語を聞いてやりにけり

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          夜寒さの猫語を聞いてやりにけり  麗蘭






鏡を見ながら剃刀でうぶ毛をあたっていると、
いつも思い出す文章がある。

絶対にすべり込みをしない代走選手の逸話を書いたものだったが、

「プロ野球選手は、
髭に白いものがまじりはじめると、一日に二度髭を剃る」

という一文。

それは、記者に気づかれないようにするためなのだが、
不思議と私の心に残ったものらしい。

毎日いやというほどいろいろな文章を読むが、
そのほとんどは忘れてしまう。

初めて読む本だと思い込んで、
読んでしまってから、
これは以前に読んだと、気がつくこともあるくらいだ。

その愚を重ねないために、
弟はうちの書庫にある本の目録を作って、
コンピュータに入れた。

同じ親から生まれて来たのに、
どうしてこうも違うんだろうと思うが、
アレは昔から整理整頓のいい子だった。

私もゴチャゴチャしたのは嫌いなので、
何でも抽斗に仕舞い込んで、
そこから先が、もう覚束ないのだ。
買い置きのお砂糖があるのに、また買ってきたりする。

弟は、コレクションというものが出来るタチだが、
ねーちゃんの特技は散逸だ。

「れいちゃん、本日のあれが無い」
というコーナーを作ったら、ネタに事欠かないですぅ。

なのに、超おとぼけ丸の私が、
そんなつまらないディテールまで覚えているのは、なぜだろう?

ひとつ思い当たるのは、
それまでは忘れているのに、
うぶ毛を剃りはじめると思い出すということだ。

繰り返される身体の動きが、
ひきがねになっているのかもしれない。

48歳。
裸になると、身体全体のたるみは目を覆うばかりで、
ン十万もする補正下着を買ってしまうオバタリアンの憂いが、
だんだんと判るようにもなってきたが、
幸いなことに、白髪前線はまだ訪れていない。

白髪になったら、長い髪はバッサリ剪って、
おばちゃんパンチパーマにでもすっか。
障子の影は、まるで鬼よね(笑)



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閑話休題。


「イスラムとは何か?」
「特に、その過激派は何を考えているのか?」

といった問題を真剣に考えないといけない時期ですかね。
どうも、イラクでの犯行だけではなくなってきた。

ニューデリーでの爆弾テロ(3回の爆発だという)、
インドネシアでのキリスト教系高校に通う女子生徒3人の惨殺、
そしてイラン大統領のイスラエル抹消発言まで。

最近世界で起きているかなりの部分は、
「イスラム、またはその過激派絡み」となっている。

大部分のイスラム教徒が平和愛好であり、
「立派な宗教だ」という意見が多いのは知っているが、
これだけ続くと「教」として今の時代に何か大きな異論があり、
それを背景に現実の世界に刃を向けている気もする。

私自身は今のところイスラムに関する深い知識もないので、
勉強しなければと思っているのですが、
多数の人を殺したり、
「国の抹消」を言い出すことが良いはずがない。

はずがないのに、どうしてそういう発言が出てくるのか、
そして、行為が実際に行われるのか。

イスラム過激派の犯行か=【ニューデリー29日共同】インドの首都ニューデリーの中心部などにある市場など3カ所で29日午後5時40分(日本時間同9時10分)ごろ、ヒンズー教の大きな祭りを控え混雑する中で、ほぼ同時に爆弾を使ったとみられるテロがあった。PTI通信によると、50人が死亡、少なくとも70人が病院に搬送された。死者はさらに増える恐れがある。ニューデリーの日本大使館によると、同日夜の段階で日本人が被害に遭ったとの情報はない。

ロイター通信によると、インドのシン首相はテロと断定した。治安当局は、ラシュカレトイバなどカシミールの分離独立を求めパキスタンなどを拠点に活動するイスラム過激派の犯行の可能性があるとみて捜査を開始。昨年来、対話路線が定着しつつあった両国関係に悪影響を与えることは確実だ。

過激派か、女子高生3人を惨殺 インドネシア
=インドネシア東部スラウェシ島の中部ポソで29日朝、キリスト教会付属の高校に登校途中の女子生徒が何者かに襲われ、15歳の生徒3人が首を切断され殺害された。警察によると、うち1人の頭部は教会の前に置かれていた。ほかに、1人が重傷を負った。

犯行の動機は不明だが、同島中部でくすぶる宗教抗争をあおる狙いでイスラム過激派などが実行したとの見方が強い。ユドヨノ大統領は記者会見し「野蛮な行為を非難する。抗争が続くよう望む勢力がある」と述べた。

イラン大統領に非難集中 イスラエル抹消発言
=イランのアハマディネジャド大統領が最近「イスラエルは地図上から抹消されなければならない」と言明、これに対しイスラエル、米国はもちろん、原発支援などでイランと友好関係にあるロシアからも批判の声が上がるなど、発言が国際社会に波紋を広げている。

イラン核問題の国連安全保障理事会付託をめぐり、欧米の圧力が一層強まるのは必至。11月の国際原子力機関(IAEA)理事会を前に、イランに対し国際社会からの非難が一段と集中しそうだ。

「シオニズムなき世界」と題しテヘランで開かれた26日の反イスラエル集会。大統領は数千人の学生を前に「イスラエル抹消」を主張したほか、イスラエルを承認したイスラム諸国の指導者は「イスラム世界の降伏と敗北を認めている」などと怪気炎を上げた。


インドのテロは、
このところ高値修正気味のインドの株を、
押し下げる要因になると思われる。

週末のSENSEXは引値で7685で、
これは私の記憶では、
最近の高値から1000ポイント前後下げている。

まあもっとも、その前の上げが急激だったから、
当然の修正という印象もする。
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by leilan | 2005-10-30 06:43 | 俳句

『俳句』  秋深し首を廻せば骨の音

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              秋深し首を廻せば骨の音  麗蘭




突然コルトレーンが聴きたくなった。

専用のスタンドに灯をともすと、
硝子の火屋を透した光がステレオ装置を照らし出す。

いつの間にか増えたコルトレーンのディスクの中から、
今夜は名盤ばかりをセレクトした一枚を選んだ。

氷の塊をいくつか放り込んだグラスに酒を満たし、
カウチに凭れ込んだ。

椅子の傍らにはグラスを置くための円テーブルがある。
アンダルシアの寄せ木細工のコースターに、
グラスを置くと曲がはじまった。

スタンダードのバラードだ。

後期のあまりにも先鋭化したコルトレーンは疲れる。
マイルスと分かれて自前のコンボを持ったときあたり。
それもちょっと肩の力を抜いてスローなスタンダード曲が、
こんな夜には相応しい。

心地よいけだるさが体中に広がっていく。

今夜はもう何もしたくない。


.....と、ここまで書いて、
アップするのを忘れ、寝てしまった。

いま起きて、つらつらニュースを見ていたら、
「文化功労者 森澄雄」

大正8年に姫路に生まれた森澄雄の俳句人生は、
実に60年以上に及ぶ。

その間、彼はひたすら「俳句とは、人生とは何だろう」と
己に問いかけながら、
昭和、平成の俳壇において、
時流とは無縁に自らの信じる俳句を作り続けてきた。

「俳人」と呼ばれることを嫌い、
「俳人である前に一人の人間でじゅうぶん」という森澄雄の、
俳句、人生への志向は、
フィリピン・ボルネオでの苛酷な戦争体験から奇跡的に生還したとき、
さだまっていたといわれる。

「妻を愛し、子供を愛し、身近な人と愛し合いながら生きていきたい。
それを平凡なおのれの生き方の芯としてきた」

それが惨憺たる戦争から還ってきた者の
もっとも自然な生き方だったと言う。

この澄雄の家族へのあたたかいまなざしは、
数々の名句を生んだ。
特に、澄雄ほど妻を詠んだ俳人は他に類をみない。

その最愛の妻の突然の死、
そして数々の病など人生の様々な苦難を経て、
まさに「いのちをはこぶ」ように詠まれてきた一句の世界はさらに深まり、
ひろがりをもってきた。
 
左半身不随の身となった86歳の現在も、
自由自在に果てしない時空に心をあそばせる澄雄俳句の魅力。

文化功労者 森澄雄
b0048657_2135345.jpg雪国に子を生んでこの深まなざし (『花眼』 昭和44年刊)

「雪国に子を生む」ということを選び出すことによって、たった17文字でこんなに美しい深いまなざしを描けるとは・・・。

森澄雄はこの句について、
「昭和四十二年、はじめて長女をあげた川崎展宏夫妻の祝いに米沢に出かけた折の作。見舞った床上の夫人の黒い深いまなざしも美しかったが、降りしきる雪の米沢の夕暮の町を、長靴に雪を踏みしめながら、角巻に赤子を背負った若い女の深いまなざしも美しかった。その美しさに、雪国に生まれたこれからの子供の生と、その女の生が、何か辛い思いで胸に宿った」
と書いている。

私も遠い昔この句に詠われたような「深まなざし」に
出会ったような気がする。

角巻きやマントで覆われた中から現われた、
肌理の細かい固くしまった白い肌、
雪国に生まれてそこで育ち結婚して子を生む、
そういった生き方をごく当然のこととして受け入れている
ゆるがないまなざしの、どきっとさせるような深さ。

この「深まなざし」の女の美しさは、
一般的な美人の基準とは別の範疇に入る美しさなのだとも思う。

赤子を背負ったこの女性は、
森澄雄が感じたように、
自分が辛い生を生きているなどとは
思っていないのではなかろうか。

自分を見た人が自分に対して、
憐憫の思いを抱いているなどと知ったら、
意外の感に打たれるのではないか。

他の土地から訪れた人間を、
ひるませるまでに深く美しいまなざしは、
自然に備わった自らの生き方に対する
揺るぎない思いに起因しているのだと思う。

そしてそれは、雪国を背景にすることによって、
さらにその美しさを増す。


森澄雄といえば、
二年前だったか、讀賣新聞紙上で、
長谷川櫂との往復書簡が話題になった。

当時、讀賣はワイキキのどのホテルにも置いておらず、
唯一「ラーメン屋・えぞ菊」に置いてあった。
この時ばかりは、えぞ菊に日参して、
この「芭蕉をめぐって」を読んだものだった。

二人の35歳という年齢差だけではなく、
もっと根本的なところで食い違った奇妙な往復書簡で、
そこが滅法面白かった。

要は、芭蕉の発句についての長谷川櫂の小賢しい解釈を、
森澄雄が一刀のもとに斬って棄てる、
という構造なのだが、細かいことはともかく、
やはりここでは、森澄雄の方に圧倒的に説得力があった。

「貴君が句集『虚空』の帯に書いた<天体も生命も虚空に遊ぶ塵>という悟ったような賢しらは嫌いです」とか、

「貴君も小さな理屈を捨てることが、俳句が大きな世界を得るための一番大事なことだ」とか書かれたら、

さしもの長谷川櫂でも、返す言葉がなかったであろう。
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by leilan | 2005-10-28 22:56 | 俳句

『俳句』  美貌にも大き口あり芋煮会

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             美貌にも大き口あり芋煮会  麗蘭





「切れ味が悪くなったわ。鰺のたたきを作るとすぐわかるの」
と、母。

「うん。あとで研いでおくよ。」
と、これは父。

わが家では、包丁を研ぐのは父の役目だ。

どこの家でもそうなのかと思ったら、
大抵は「研ぎや」さんに出すものらしい。

うちの父はおそろしく器用な人で、
電気の配線工事なんかプロはだしだし、
電気器具や自動車の故障なんかも直してしまう。
昔は、ラヂオやステレオも作ったりする人だった。
大学も理工学部機械科卒だ。

父の兄が亡くなっていなければ、
本田宗一郎の下で自動車を作っていたんじゃないかと思う。

そっち方面にまるで疎い私は、
複雑な機械を前にしてなんだか愉しそうにしている父が、
それだけでもう尊敬の対象だった。

フランスのコンコルドが引退したとき、
「あの雄姿が消えてしまうのか」
とひどく落胆し、
商売そっちのけで、
コンコルドに乗りに行ってしまったりした。
(コンコルドって、全席ファーストなんだよねぇ)

そこにも、妙なこだわりがあって、
大西洋を飛ぶコンコルドがいいのだという。
それで、わざわざニューヨークのJFKまで行き、
そこからパリのドゴールへと飛んだときは、
父の中に少年を見た思いだった。

「翼よあれがパリの灯だ」
が、父の心の中にある。


包丁で思い出すのは、
堀田善衛が「誰も不思議に思わない」で紹介している
中野重治の逸話だ。

用事があって訪れた堀田に中野は、
「短い原稿を一つ書いてしまうから待っていてくれますか?」
といって台所に行き、包丁を研ぎはじめたという。

包丁の後は肥後の守を、そして小刀と、
中野は原稿を書く前には家中の刃物を研ぐのだ。
堀田は、その後ろ姿を見ながら背筋が寒くなったという。

作品に取りかかる前の儀式に、
中野重治という人の文筆にかける気迫を見る思いがする。

父によれば、
刃物を研ぐ行為には気を鎮め、
何か一点に向かって集中する効果があるという。
集中できないと、うまく研げない。

中野重治の包丁研ぎの話を読んで、
私もこれを体得してみようと思い、
先年、帰国した折に、父の指導を仰いだ。

水に浸しておいた砥石の粗砥の方を上にして、台の上に置く。
包丁の峰と砥石の間に硬貨一枚ほどの隙間をあけ、
刃先を向こうにして手前に引く。

効率を考えて往復して刃物を動かすのは禁物。
必ず手前に引く時にだけ力を入れる。

このとき、刃先の全体が均等に砥石と接するようにしなければ、
刃先が波打つことになる。
漬け物を切って、つながったりするのは、それが原因だ。

両面を研ぎ終わったら仕上げ砥で、仕上げる。
刃先の先にできたバリがここで落とされる。

研ぎ終わった包丁で試しに胡瓜や檸檬を切ってみる。
力を入れずとも、勝手に切片が刃物の上にできている。
ぞくぞくっとする。

俳句は、いまだにこうはいかない。
いつも、どこか不満が残る。
きっと、俳句を作る前に家中の刃物を研がないからだ。

たとえ短い文章にも、
それだけの心構えをしてかかった
中野重治という人の凄さがあらためて分かる。

それを短い文章で書きとめた
堀田善衛という人の観察力にも恐れ入るばかりだ。


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このミニ扇風機、100円ショップで売ってるものですが、
マニキュアを乾かすのにとても重宝してます。
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by leilan | 2005-10-27 16:25 | 俳句

『俳句』  秋深む母には広くなりし家

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             秋深む母には広くなりし家  麗蘭




私のシュガー・ダディ!
(だったらいいなと思ってた)
グリーンスパンとのお別れがとうとうやって来てしまいました。

「次は誰だろう」
とずっと見られていたFRBの新議長が指名されました。

 ベン・バーナンキ(51)
 現職=CEA委員長
 出身地=ジョージア州オーガスタ市
 学歴=ハーバード大卒(マサチューセッツ工科大学で経済学博士号)
 官職=FRB理事(2002~05)、CEA委員長(2005年6月~ )

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どういう考え方の持ち主なのか?

どうもインフレターゲット論者のようである。
ウォール・ストリート・ジャーナルには、
「A Bernanke Reader」というページがあって、
そこに彼の今までの書いたことが
代表例としていくつか挙がっているのですが、
最初に以下のような文章が出てくる。

"To ensure that monetary policy stays on track after Mr. Greenspan, the Fed should be thinking through its approach to monetary policy now. The Fed needs an approach that consolidates the gains of the Greenspan years and ensures that those successful policies will continue -- even if future Fed chairmen are less skillful or less committed to price stability than Mr. Greenspan has been. We think the best bet lies in a framework known as inflation targeting, which has been employed with great success in recent years by most of the world's biggest economies, except for Japan."

グリーンスパン後の政策はどうすれば良いかに関して書いた部分だ。
日本以外の主要中央銀行が採用している
「inflation targeting」が良いと述べている。

この問題に関する日銀の立場はよく知られている。
インフレを抑えるときならいざしらず、
デフレの時には有効ではないのでは・・・というものだったと思う。

ベン・バーナンキ、
口の周りに蓄えた髭にかなり白髪が交じっている。
私とそんなに年が変わらないが、
正直51才よりは老け顔のおっさん。

新議長の手腕が試されるのはこれからだ。


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tamago さん、
jumpin さんのエントリを拝見して、
思い出したこと多々。

十数年前。

ある土曜日の午後、
ひとりで地下鉄有楽町線に乗っていた。

電車はすいていて、
三人掛けのところに坐って、
向かいにウォークマンした女の子が
英語のテキストを開いていた。

私は下を向いて、
目をつぶっていた。

そしたら・・・

ある駅に近づいて減速した途端に、
耳元で、

 痛ぁ~い

って、女の子の呻き声が聴こえた。
その息づかいまでわかった。

あれ?と思ったら、
もう一回、

 痛いっ

って言った。

びっくりしてパッと顔を上げたら、
向かいにいた女の子もパッと顔を上げて、

その子と目が合って、
二人で車内を見渡したんだけど、
それらしい人なんて誰もいない。

雨のしとしと降る日で、
ああ、まただわ・・・と思った。

妙なカンがビビッとするのか、
幽霊を見たり、
変な音が聴こえたりする。
慣れっこになっているが、
あまり気持ちのいいものではない。

夜の鏡が嫌い。


今夜は、あまり怖くないのにしました。
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by leilan | 2005-10-25 21:55 | 俳句

『俳句』  愛されずしてハナレイに虫鳴けり

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           愛されずしてハナレイに虫鳴けり  麗蘭






b0048657_13255218.jpg"ハナレイ・ベイ"
といえば村上春樹の "東京奇譚集" に収録されている短編小説だが、カウアイ島のノース・ショアにある、おそらく世界で最も美しい場所のひとつであろう。映画「南太平洋」の舞台にもなった。

この週末、その "ハナレイ・ベイ" へ行って来た。

出発は木曜の夜に、いきなり決まった。

金曜の早朝、急いでブログに妖怪人間をアップ。
二人分のお弁当をこしらえ、
わさわさと荷物を詰め、
ヘアをアップに結い、
顔をきれいきれいして、
コンドのロビーに降りると、
すぐに、リリー・アラモアナがやって来た。

彼女のレクサスでエアポートに向かうが、
ホノルルはバケツをひっくり返したようなドシャ降りの雨。
こんな雨で20人乗りの小型機は飛ぶのだろうか?
と心配だったが、
飛んだ!
大揺れだった(笑)



あれは、木曜日の夕方だった。
リリー・アラモアナから電話がかかってきて、
「れいちゃん、明日空いてる?」
というので、
「空いてないわョ~ どうしたの?」
と訊くと、
リリーがいきなり電話の向こうで泣きはじめた。

7年間連れ添った夫(アメリカ人・アングロサクソン)が、
家を出たというのだ。
彼に恋人がいるらしいことは聞いていたが・・。

夫はリリーよりも9歳若く、
現在は弁護士をしているのだが、
彼の今があるのは、ひとえにリリーの力だ。

ハワイ・ロウの三年間の学費は、
リリーの虎の子から出たものだったし、
その間の生活費もすべてリリーが稼いでいた。

かと言って、
リリーは尊大なところが全くない女だ。
アマゾン和子は、
「絶滅した大和撫子ここにあり」
と彼女を評した。

結局、リリーは優し過ぎたんだと思う。

昔、うちの祖母が言っていた。

「男に始終がみがみ言ってはダメ。
でも、野放しにしてもダメ。
一年に一度、どかんと雷を落とす。
それが一番効くの」

リリー夫妻は、
先週の金曜日が結婚記念日だったという。
毎年、その日には結婚式を挙げた
"ハナレイ・ベイ" で過ごして来たのだという。

しかし、今年は夫がいない。

「リリー、"ハナレイ・ベイ" へ行こう!
週末の予定はすべてキャンセルするから、
一緒に行こう!」



KAUAI島のことを、
"数十年前のハワイ" と呼ぶ人がいる。

北海道の4分の3の広さの島に、5万人の人口。
島全体が緑に覆われていて、大地は赤茶色。
波は豊富で、ビーチはゴールデン・サンド。

オアフやマウイよりも、もうド~ンと田舎。
ローカル色も強く、よりハワイアンを感じられる。

一昔前のハワイ(ポリネシアンの南国の楽園)のイメージが、
まだまだ残っている島だ。
南の島のジャングル遊びを楽しむには、最高の場所だろう。
こういう島がハワイ諸島に残っていてよかった・・・
素直にそう感じる。

「ジュラシック・パーク」 「レイダース」 「ハネムーン・イン・ベガス」
「アウトブレイク」「6デイズ&7ナイツ」 「南太平洋」 「ブルーハワイ」etc。
様々な映画のロケに使われたのも納得できる。

自然が豊富だ。

ハイウェイを北に向かって走る。
緑がどんどん濃くなってくる。
タロイモ畑が広がる風景が見えてくる。
古びた橋を渡ると、
そこからがHanalei。

モス・グリーンの山の裾野に広がる
エメラルド・グリーンのタロ芋畑。
反対側にはハナレイ・リバーが流れていて、
まるで1枚の絵のようだ。

バリのウブゥドもそうだけど、
こういう田舎の畑を見ると、
なぜか無性に懐かしい気分になる。

幼い頃の記憶のどこかにラップするのか、
はたまた人間のDNAに刻まれた緑に対する
遺伝子の反応なのか。

理由はともかく、目に栄養が行き渡る。

村上春樹はこの辺りが好きで、
プリンスヴィルに長期滞在して、
執筆活動をしていたこともあった。

余計なお世話だが、
村上春樹は大変だろうなぁと思う。

何が大変って、
かつてのように、

「チーズケーキのような僕の貧乏」
とか、
「スバルの鍵失くした」
みたいな、

ビンボー&とほほネタが使えなくなってしまった。

かと言って180度翻って、
成功ネタも難しい。

「ハワイに高級コンド所有してても、
メルセデスとポルシェ乗っていても、
書けないわよね~」

などと、下世話な憶測をする私。

リリーがちょっぴり笑った。



"ハナレイ・ベイ"
2005年、全米ベスト・ビーチ第三位、
ここは冬に本領発揮する場所なので、
今の時期、波はあんまりないかと想像していたが、
ハワイ一美しいとの呼び声の高い
ハナレイ・ベイの波が、
この悪天候のお陰で拝めた。

ハワイ諸島の中でもKAUAI島は一番北に位置するので、
冬のスウェルが最初にヒットする。
つまり、ハナレイ・ベイは、
冬のスウェルを大きいまま最初に楽しめる場所だ。

ただし・・・ここでは鮫がよく目撃されている!
もともと、KAUAIは海の宝庫と呼ばれるところ。
島のあちこちで出るらしい。

現に、我々の滞在中も、
ハナレイ・ベイでシャークアタックがあった!
それも8フィートのタイガー・シャーク。(ひえええぇぇぇ~)

それでも、動じず海に入るサーファーたち。
just stupid. (ただのバカ)



一度離れてしまった男の心を、
繋ぎとめることは出来ない。

それを、リリーはよく判っていた。

まんじりともしないで、
さまざまなことを語り合った三日間だった。


   別れきて檸檬に刃(やいば)入れにけり

   秋時雨そこだけ白き指輪痕(あと)

   天高し巷(ちまた)に男あまりをり

   
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by leilan | 2005-10-24 16:15 | 俳句

『俳句』  ざくろ裂けし真昼の事情ある館 

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            ざくろ裂けし真昼の事情ある館  麗蘭





リオのイパネマ海岸に行くと、
Tバックの美女達が眩しい日差しの下、大胆に肌を晒している。
しかし、誰一人、海では泳いでいないのだ。

ブラジルって美女が多いとこだと思っていたら、
かの地は世界でもっとも美容整形手術が盛んな国で、
世界一の整形技術者はリオに住んでいるんですって。
彼を目当てに、ハリウッドから多くの女優がリオに来るという。

ブラジルの女性達は顔だけでなく、
ヒップやバストやウエストなど、
あちこちを整形手術するそうだ。

あの風光明媚な場所には、
陽気な気候ゆえに、
身体を晒すことが当たり前という空気があるそうで、
そうなると、人に見られなければならないという、
強迫観念が宿るらしい。

海岸に来て、大胆な水着になり、
海に一度も入らず、
一日中、一人でポーズをとったりしながら、
時間を費やす。

私なんかイパネマ海岸に行ったら、
もうゴキブリになるしかない!

人を見たら、さささっと逃げる(笑)



ところで、
妖怪人間ベム・べラ・ベロと言えば、

はやく人間になりた~い!

不思議なアニメだった。

冒頭からして尋常ではない。

  それはいつ生まれたのか誰も知らない
  暗い音の無い世界で
  ひとつの細胞が分かれて増えていき
  三つの生きものが生まれた。
  彼らはもちろん人間ではない。
  また動物でもない。

  だが、その醜い体の中には
  正義の血が隠されているのだ。
  その生き物。
  それは人間になれなかった、
  「妖怪人間」である・・・

がっしゃ~ん!ガラガラ!
ギャオ~!ぎゃお~す!
(恐ろしげな妖怪人間のパフォーマンス!)
どっか~~~ん!
ぎゅるぎゅるぎゅる・・・・・

妖怪人間の一人が爪で空間を引き裂くと、
タイトルが現れる。
 
妖怪人間べム

と、こんな感じだったかな。

研究室なのか、
おどろおどろしい洋館一室のビーカーから、
あふれ出た液体が、次々に妖怪に変身してゆく。

この出だしは実にアナーキーだった。

醜い人間世界の悪を懲らしめるが、
決して人間の仲間には入れてもらえない妖怪人間たち。
ここぞという場面に大変身して
恐ろしいその姿をさらす瞬間がスリル満点。

その姿とは裏腹に美しい魂を持つ妖怪人間一家。
真面目で律儀で頼りがいがあるベム、
ちょっと姐さん気質なベラ、
そして心優しい少年ベロ。

家族の絆の強さ、それがうるわしく、
物語はホラー風味。
社会風刺も効いていた。
人間の友達が出来ても必ず別れがきてしまうベロ。
音楽も抜群。
傑作だった。

もう一度、観たい!

ベラには何故か「夏木マリ」がだぶる。

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私のムチは痛いよ
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by leilan | 2005-10-21 22:08 | 俳句

『俳句』  撫子を咲かせひとりを待つてをり

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           撫子を咲かせひとりを待つてをり  麗蘭



「私は無実」「法廷は偽り」フセイン元大統領、初公判
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イラクのサダム・フセイン元大統領(68)ら旧政権の幹部を裁く初公判が19日、バグダッドの特別法廷で開かれた。虐殺などの罪で起訴されている元大統領は「私は無実」と主張。名乗ることも拒み「私はイラク共和国大統領」「すべては偽りだ」と法廷の正当性を認めない考えを示した。

元大統領はラマダン元副大統領ら7人とともに、中部ドゥジャイル村の住民ら140人以上の殺害を指示した罪などで起訴されている。この村を82年に訪れた元大統領を暗殺しようとした事件への報復で、村民らが殺された疑いがある。88年に起きた少数民族クルド人の虐殺や90年のクウェート侵攻、戦争犯罪や「人道に対する罪」などでも起訴される見通しだ。次回公判は11月28日の予定。

 この法廷は、国連決議にもとづいた旧ユーゴの国際戦犯法廷などと異なり、米国占領下でつくられたイラクの国内法廷なので、国連や人権団体からは独立性などへの懸念も出ている。        朝日新聞より転載


いよいよサダム・フセインの裁判がはじまった。

結局、サダムは国際法廷ではなく、
イラクの国内法廷で裁かれることになった。

イラク法には極刑があるから、
これだと死刑に追い込めるわけだ。

本来ならば、サダムは国際法廷で裁かれるべきだと思う。
しかし、そうなればアメリカは返り血を浴びるわけで、
フランス、ドイツもその点で、思いは一つなのだ。

過去のことを洗いざらい喋られてしまっては、
都合の悪いことがごまんとある。
彼に死んでもらわなくては困る大国があるということ。
結局、国際政治なんてこんなものなんだろう。

面白いのは、サダムの女房だ。
亭主のために、なんと、
世界中の弁護士を100人以上も掻き集めて来た(笑)
しかし、それでは裁判にならないということで、
最終的には数名になったらしいが、
いい女房じゃないか。


もひとつ、朝日新聞のこの記事。
靖国のことは書きたくないが、
ほんとかよー、と思ったので少し。

米NYタイムズ紙、靖国参拝は「無意味な挑発」

 米紙ニューヨーク・タイムズは18日付の社説で「東京の無意味な挑発」と題し、小泉首相が靖国神社参拝によって「日本の軍国主義の最悪の伝統を容認した」と厳しく批判した。

 同紙はこの社説で、参拝は「日本の戦争犯罪によって犠牲になった人々の子孫に対する計算ずくの侮辱だ」と述べた。「日本が帝国主義的な征服の道に再び向かうとは誰も懸念していない」としつつも、日中の経済的結びつきなどを挙げて「現在は隣国での悪夢を呼び覚ますのには最悪の時期だ」と分析。「日本は誉れある21世紀を迎えられるよう、今こそ20世紀の歴史に向き合うべきだ」と結論づけた。

 米国の知日派はもちろん、ブッシュ政権内でも小泉首相の靖国神社参拝を評価する意見は皆無といっていい。何の戦略もなしに日中、日韓関係をいたずらに悪化させることは東アジアを不安定にし、6者協議などに悪影響を与えかねず、米国の国益をも損なうからだ。国務省も「対話を通じた解決を」(マコーマック報道官)と日本を含めた関係国に呼びかけている。ニューヨーク・タイムズ紙は日本の歴史認識問題に厳しい態度をとってきたが、この日の社説はこうした米国内の見方を代弁したものと言える。


この問題をアメリカはどう見ているのか?

この1月まで国務副長官だったアーミテージは、
日本へ行った2年半前に、
アメリカのテレビに出て、
靖国参拝に対する北京政府の抗議について、

「外国からそういうことを指示されたら、
ますます行くべきだ」

と答えていた。
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by leilan | 2005-10-20 16:01 | 俳句


バッカスの神さまに愛されたい
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